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●12-15(1216-0010)#Ep#ダイズさび病、アジア株-米国(アラバマ州)#
情報源:Tuscaloosa News紙中のAP記事、12月11日。 ダイズさび病がアラバマ州全域で流行していると農業専門家が述べた。 アラバマ州で初めて発生したダイズさび病の追跡調査を行っている植物専門家 によれば、ダイズさび病[SR]は少なくとも10郡で散在性に発生しており、2005 年の州全域の収穫の脅威となっている。 (以下。被害状況とSRの脅威に関する記載。) ●12-14(1216-0020)#Ea#ブルータング、家畜半反芻類-スペイン(06)# 投稿者:Pablo Nart、12月14日。 ブルータング、スペイン:更新情報、2004年12月13日時点。 1. 疫学状況:以下はスペイン農業水産業食糧省(MAPA)ウェブサイト: 2004年12月13日時点で、ブルータングウイルス[BTV]による感染が確認された ウシ、ヒツジ、ヤギの飼育施設総数は298ヵ所に達した。これは前回12月1日の 更新情報以来、59施設の増加に相当する。これらの流行は全てアンダルシア州 から検知され、同州における感染施設総数は現在253ヵ所に達した。エクスト レマジュラ州やセウタ州からはBTV活動性は検知されていない。(以下アンダ ルシア州内各地方の新規感染施設数の記載。以下、記載項目のみ列記内容省 略。) 2. 気候の状況 3. ワクチン予防接種状況 4. 交易の制限と規制状況 ●12-15(1216-0030)#Ec#ProMED-mail運営資金募金の広告2004年(11)# 投稿者:Larry Madoff (ProMED-mail moderator)。 ●12-15(1216-0040)#D#炭疽、カバ、ヒト患者-ウガンダ(03)# 投稿者:John Woodford、12月15日。 カバの肉食性に関する記事を興味深く読ませて頂いた。私もこの現象を数年前 にSerengetti国立公園で目撃した。私が観察したカバは約30頭から40頭の集団 で、急速に干上がっていく川底沿いの水溜りで孤立していた。すなわち、20か ら30マイル以上も、非難できる他の水溜りはなかった。カバは、水溜りの堤沿 いに居並んだワニからの脅威にさらされていた。私は雌のカバが幼獣を襲撃し、 殺し、貪り食うのを見た。私はしばしばこの異常な行動の引き金が何であるの か想像した。母カバは、ワニが子カバを襲うと感じて、ワニに殺される前に殺 したのではないだろうか。 私の父親も今回のウガンダにおける炭疽流行をコメントするかもしれない。70 年代後半に我々は、Queen Elisabeth国立公園の有名な「カバプール」で、カ バが炭疽により死亡するのを目撃した。その時点では肉食行動を見た記憶はな いが、現地の全域が炭疽芽胞により深刻な汚染されたことは想像できる。興味 深いことに、我々は他の接触した動物が炭疽に罹患したことは確認していない。 炭疽の種特異的株が存在するのという可能性はあるのだろうか? [以下Moderatorにより炭疽が種特異的なわけではなく、水を飲むという習性に 関連して(特異的に)炭疽菌に曝露するとのコメント。] ●12-15(1216-0050)#Er#SV40ウイルス、動物園職員の曝露リスク# 情報源:Reuters Health、12月14日。 動物園職員のヒト以外の霊長類ウイルスへの曝露リスク。 北米の動物園職員を対象とした研究結果から、類人猿やサルなどのヒト以外の 霊長類に密接な接触のある動物園職員は、simian virus 40(SV40)に曝露する リスクが高いことが示唆された。しかし研究者らは、その正確なリスクレベル を決定し、ヒトでのSV40感染が健康上影響するのか決定するには、さらなる大 規模研究が必要であると強調している。SV40は実験動物では癌の原因となり、 感染経路は不明であるが、一部のヒトの癌でもSV40 DNAが検出されている。 (以下、The Journal of Infectious Diseasesに公表された、メリーランド州 Bethesdaにある国立衛生研究所NIH内の国立癌研究所Dr. Eric A. Engelsらの 研究チームによる論文の紹介。 研究チームは、動物園職員254名の抗SV40抗体の有無を検討した。霊長類に直 接接触ある職員109名中25名(23%)が検査で抗体陽性となったのに対し、霊長 類に直接接触のない職員145名では、15名(10%)が抗体陽性であった。) [Moderator中:1950年代に、初期のポリオウイルスワクチン株は、simian virus 40 (SV40)として知られるサル空砲化ウイルスが感染しているサル腎細 胞で培養・増殖された。1,000万から3,000万人が、生きたSV40が混入した汚染 ワクチンを1回以上接種されたと推定される。多くの被接種者でSV40蛋白に対 する抗体が誘導されたが、この曝露による負の結果は記録されなかった。 SV40は、_Polyomaviridae_科に属する_Polyomavirus_属の類型種である。 Polyomaviruseは宿主域が限定される傾向を持つが、ウイルス複製を支持でき ない細胞でも、初期遺伝子産物の作用によって遺伝的にトランスフォームされ ることがある。一般に、polyomaviruseは、母親の妊娠中に持続感染が再活性 化して感染拡大する、その際尿中に少量のウイルスが排出される。 Polyomaviruseは、しばしば高度に限定的な組織特異的発現をするが、その際 腎組織が含まれることが多い。確認されている2種類のヒトpolyomaviruseの1 つであるJC polyomavirusは、希突起膠細胞 Oligodendrocyteに感染し破壊す ることがあり、その結果が進行性多巣性白質脳症(progressive multifocal leucoencephalopathy: PML)である。SV40は、アカゲザルでのPML様疾患に関連 している。こうした理由から、現在でも、異常な経路によるSV40感染曝露が、 稀にはヒトでの遅発性疾患につながる可能性があると懸念されているのであろ う。]
by sank100
| 2004-12-17 06:54
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