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●05-18 (0520-0010)#Ea#原因不明の死亡、犬-米国(複数州)(02)#
投稿者:Ann Donoghue, DVM, MS 長期にわたって第一線から退いていたため私の持っている教科書や参考書は古 くなってしまっているかもしれないが、どんな"インフルエンザ"ウィルスが犬 に感染したのだろうか? 5月14日に報告されたグレーハウンド犬の死亡についての記事が、むしろ刺激 的で表面上はずさんとも思えることに関して、ProMEDのmoderatorからコメン トの無いのが私には奇妙に思える。 以下、報告内容に対する投稿者の反論。 [Moderator TG注:フロリダにグレーハウンドの呼吸器疾患を馬インフルエン ザに関連付けた研究がある。インフルエンザウィルス(flu virus)と呼ばれて きたのは、馬インフルエンザとの関連性や犬にも起こりうるということが理由 と思われる。 フロリダ大学のDr. Cyndi Crawford氏は、フロリダや多分その他での出来事を 調査してきた。彼女の懸念のひとつは、種を超えて感染するウィルスであるこ とを指摘している。Dr. Crawfordは以前、フロリダの馬に現在見られるインフ ルエンザウィルスは多分同じもので、2004年にウィスコンシン州の馬で診断さ れた株と類似している、と述べている。同氏は追跡調査や報告を我々に提示し ていない。 以下、Kennel coughに伴う日和見感染の可能性、死亡犬数(10,000)に対する 見解など] ●05-18 (0520-0020)#Ea#チクングンヤ-モーリシャス and レユニオン島# 情報源:L'express in Mauritius、5月18日 モーリシャス島で、2005年4月初旬から数名の患者が、発熱と手足の関節痛を 訴えて、首都Port-Louisの病院や保健所を訪れた。発疹が見られた者もいた。 臨床症状、自然治癒経過、コモロ諸島で流行したチクングンヤウィルスの流行 についてのProMED-mailでの最近の報告などから、チクングンヤウィルスが疑 われた。 ロッテルダムのErasmus大学や、フランスのMarseilles-Armies研究所に送られ た血液検体により診断が確定された。 中高年が最も感染しやすい。30歳以下は稀ではあるが報告されている。 コモロ諸島からの訪問者がよく訪れる病院がある首都から、流行が始まった。 フランス領インド洋レユニオン島(モーリシャス島から230km)では、新聞に よると、チクングンヤウィルス病の最初の患者は先週初めに報告されたが、そ の後患者数が急激に増えている。 [Moderator RY注:チクングンヤは蚊により媒介されるウィルス疾患である; 人と蚊(ヒトスジシマカ(_Stegomyia albopicta_) and/or ネッタイシマカ (_Stegomyia aegypti_))共通の感染症である。チクングンヤウィルスは _Togaviridae_科に属する。チクングンヤ熱とデング熱は類似しているが、い くつかの点で異なる。詳細は20050422.1121 and 20050405.0986を参照。]
by sank100
| 2005-05-20 12:20
| ProMed-mail
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