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●05-23(0524-0050)#C#デング熱-キューバ(ハバナ市):情報提供依頼#
ハバナ市でデング熱感染発生が公表される。 情報源:Cubanet、5月20日。 保健当局は、首都のPlaza de la Revolucion地区での新たなデング熱感染発生 を受けて、同地区に警告ビラ数百枚を配布した。 匿名希望の公衆衛生省情報筋は、今回の疫学的な警報は、当地の複数の病院に デング熱患者20名以上が収容されているためとしている。配布されたビラには、 「発熱患者の能動的調査」、さらには「発熱のある人は、他の症状があっても、 直ちに最寄の保健所に届出なければならない。」との文字が読み取れる。 2001年には、大規模なデング熱流行が発生したが、政府は正確な死亡患者数を 公表しなかった。それにもかかわらず、政府は首都で大規模な衛生活動を行っ た。ハバナ市は、都市化と建築物の老朽化が進んだ状態にある。 ●05-23(0524-0060)#Ea#鳥インフルエンザ、ガン-中国(02)# [1]致死性鳥インフルエンザ感染が確認されたのを受けて、中国当局が家禽ワ クチン接種を急送。 情報源:Reuters alert net via Yahoo、5月23日。 中国政府は、渡り鳥がH5N1型株感染により死亡したことを受けて、西部辺境に ある省に鳥インフルエンザワクチン300万回接種分以上を急送していると、政 府系メディアが5月23日報じた。 チベットおよび新疆に隣接する青海省全域の家禽が、「強制的なワクチン接種 キャンペーンの対象」となっていると、China Daily紙は報じた。 メディアは今週(5月第3週)末に、専門家が青海省でH5N1型ウイルス感染により ガン数十羽が死亡したと確認したと報じたが、これは2004年以来初のH5N1型株 検出報告であった。 Beijing Newsは、青海省では同ウイルスが人や家禽に拡大しているという報告 はないとしている。死亡したガンが発見された地区は、10日間封鎖された。し かし専門家は、家禽も感染の危険性があると指摘している。 [2]インドガン(Bar-headed Goose)とH5N1型ウイルス。 投稿者:David Melville (ニュージーランドの鳥類学者)。 ガン178羽が2005年5月4日~8日の間に死亡したと報告された。ガンの正確な種 は報道されなったが、青海湖にある野鳥島(Koko Nur)で繁殖するインドガン Bar-headed Goose _Anser indicus_である可能性が高い。 以下、アジア中央部で繁殖するインドガンの生態の解説。 [3]中国での高病原性鳥インフルエンザ感染、野鳥でH5N1型ウイルス確認。 情報源:国際獣疫事務局、OIE Alert message 050523CHN、5月23日。 情報は5月21日に中国農業省獣医学局責任者より受領。 診断方法:臨床および診断検査。 動物の異常の初検知日:2005年5月21日。 最初の感染の推定日:2005年4月15日。 診断検査日:2005年5月18日。 事例発生場所:青海省Gangcha郡Quanji町Niannaisuoma村(中国中央部)。当地 はアジア-ヨーロッパルート1経路上の渡り鳥の重要な繁殖地である。 死亡が確認された鳥類種:インドガンbar-headed goose (_Anser indicus_), オオズグロカモメgreat black-headed gull (_Larus ichthyaetus_),チャガシ ラカモメbrown-headed gull (_Larus brunnicephalus_),アカツクシガモruddy shelduck (_Tadorna ferruginea_) および カワウgreat cormorant (_Phalacrocorax carbo_)を含む渡り鳥が死亡して発見された。 死亡した鳥類総数:519羽。 診断を行った検査施設:国立鳥インフルエンザ委託研究所(Harbin獣医学研究 所、中国農業科学アカデミー)。
by sank100
| 2005-05-24 21:27
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