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●08-28(0829-0010)#C#東部ウマ脳炎、ヒト患者、鳥類-米国(ニューハンプシ
ャー州)(02)# [1]新たな東部ウマ脳炎疑い例が、ConcordとManchesterで発生。 情報源:Union Leader。 新たな東部ウマ脳炎疑い患者2名が、州厚生局によって8月27日に発表され、ニ ューハンプシャー州でのこの致死性で蚊が媒介するウイルスによる感染患者数 は4名となった。 州厚生局John A. Stephen長官は、「ManchesterとConcord出身の男性患者2名 は、週末に入院した、Manchesterの男性患者は、27日午後遅くに退院したが、 当局は、予備検査結果では両者ともに陽性と考えている、2名の検査結果は金 曜日に判明する予定である。」と明らかにした。Stephen長官は、今回の新規 患者2名は、検査によりLondonderry在住の女性とGoffstown在住の4歳の少年が 東部ウマ脳炎に感染していると確認された翌日に、発生したとしている。これ ら確定患者2名は、ニューハンプシャー州で最初のヒトでの感染症例である。 CDCによると、米国全土で毎年平均4名の患者が確認されており、1964年以来全 国で患者200名が確認されている。2004年には、米国全土から東部ウマ脳炎患 者6名が報告されたが、そのうちの4名がマサチューセッツ州で発生し3名が死 亡した。 以下、Stephen長官を含む保健当局関係者のコメント(今期のニューハンプシャ ー州での東部ウマ脳炎患者発生は異常であること、感染予防対策(蚊の刺咬予 防、蚊族駆除)が重要であること、東部ウマ脳炎の症状と疫学、今後も患者発 生の可能性が否定できないこと、など)。 [2]情報源:Laconia Citizen、ニューハンプシャー州。 州保健当局が、市街地で死亡して発見された野鳥が、東部ウマ脳炎(EEE)に感 染していたことを確認したため、現地では、東部ウマ脳炎の拡大が懸念されて いる。厚生局からの記者発表によれば、Franklinで死亡していた野鳥および CanterburyとHooksettで発見された別の2羽が、州公衆衛生研究所の検査で(東 部ウマ脳炎)陽性と確認された。 以下、今回の野鳥での東部ウマ脳炎感染症例確認を受け感染拡大への懸念を示 す州厚生局John A. Stephen長官のコメント、東部ウマ脳炎の解説、米国内で の東部ウマ脳炎の疫学、州厚生局の感染予防のための情報提供と予防対策の実 際。 ●08-27(0829-0020)#Ea#肺炎、オオツノヒツジ(ビッグホーン)-米国(カリフォ ルニア州)# 情報源:Los Angels Times、8月23日 カリフォルニア州Palm Springs付近で絶滅危惧種オオツノヒツジの保護に当た っている野生生物当局は、感染症流行で群全体が荒廃するのを防ぐため、一部 の個体を射殺することを検討している。 最近Santa Rosa Mountainsで動物7頭の死因となった肺炎の原因を調べるため に、(オオツノ)ヒツジ1,2頭を剖検のため屠殺する可能性があると、米国魚類 野生動物庁のJane Hendron氏が述べた。 以下、関係者のコメント、カリフォルニア半島のオオツノヒツジ個体数の現状。 ●08-28(0829-0030)#Ea#口蹄疫、ウシ-ロシア(極東地方)# 情報源:Itar-Tass、8月27日 当局は8月26日、ロシアのハバロフスク地域とそのおよび近隣地域は、発生し ている口蹄疫ウイルスアジア1型流行に対して、なすすべがない状態であると 発表した。 連邦の(獣医学)センターは、必要とされるワクチンを適切な時期に配分しなか ったと危機管理委員会は指摘した。同委員会は、今回の口蹄疫の流行の拡大を 防ぐため、緊急対策の範囲を再検討した。2005年8月26日にハバロフスク当局 は、モスクワからワクチン18万回接種分を受領する予定である。 以下、現地獣医学当局が春季のワクチン接種期に現在流行しているアジア1型 株に対するワクチンを入手できなかったこと、現地での流行状況。 ●08-28(0829-0040)#C#ダニ媒介性脳炎-エストニア# 情報源:News agency DELFI (Estonia)、8月28日 エストニア:ダニ媒介性脳炎患者数が増加。 今年7月末までに、総計81名がダニ媒介性脳炎に罹患したが、これは、昨年1年 間の患者総数よりも29名多い。「気候がダニ媒介性疾患の蔓延にとって都合が よかった。」と公衆衛生サーベイランス局のKuulo Kutsar検査官が指摘した。 ダニは、温暖で湿潤な気候で繁殖する。 2005年6月に、16名がヤギのミルク飲用により発病した。ダニ媒介性脳炎患者 数は、この期間中は48名であったが、昨年は22名であった。 ダニ媒介性脳炎に感染する危険性のある地区は、Saaremaa、Ida-および Lyaene-Virumaa、Lyaenemaa、Pyarnumaa およびエストニア南部に残存してい る。 [Mod.CP注:この報告は、ダニ媒介性脳炎に関連する2つの危険(感染伝播経路) を例証している。すなわち、その第一は、ダニ刺咬による直接の感染伝播のリ スク増加に関係する、繁殖好適時期中のダニの繁殖の危険性であり、第二は、 感染したウシやヤギのミルクの消費によるヒトへの直接感染の危険性である。] ●08-28(0829-0050)#C#炭疽、ヒト患者、ウシ-カザフスタン(西部)(02)# カザフスタン西部で、炭疽患者が確認される。 情報源:News agency Gazeta.ru、8月27日 州公衆衛生疫学監視局の地域センターは2005年8月27日に、細菌学の研究者ら が、カザフスタン西部地域のZhanibekskiy地区、Talovka村住民3名での、炭疽 の予備的診断を確認した。 全体で、女性2名、男性2名および12歳の小児が、炭疽の予備的な診断で、2005 年8月23日に現地の病院に入院した。
by sank100
| 2005-08-30 18:04
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