以前の記事
2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 最新のコメント
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
●09-18(0920-0010)#Ep#East African cassava mosaic virus-スーダン、ウガ
ンダからの輸入例# 情報源:アメリカ植物病理学会誌、New Disease Reports, Vol. 11。 ●09-19(0920-0020)#C#鳥インフルエンザ、ヒト患者-東アジア(127):インド ネシア# インドネシア:小児2名が、鳥インフルエンザ感染疑いで入院。 情報源:Reuters AlertNet Foundation、9月19日。 インドネシアで、小児2名が、鳥インフルエンザ感染疑いで入院し、ジャカル タ市内の動物園が、検査の結果一部の外来性鳥類で鳥インフルエンザ陽性とな ったため閉鎖されたと保健相が9月19日に発表した。 高病原性のH5N1型株は、1週間前にジャカルタで死亡した女性1人を含むインド ネシア人4人の死因となった[Mod.CP注:WHOは死亡患者4人中2人しか、明らか な鳥インフルエンザ患者として認識していない。]。このウイルス株は、2003 年後半以来、アジア4カ国で死亡患者64名を出しており[Mod.CP注:2005年9月 13日付けのWHO統計によれば、死亡患者数は58名]、ロシアおよびヨーロッパへ も感染拡大している。 「これまでに、小児3人が病院で治療されている。検査結果によれば、2人は鳥 インフルエンザ症状を呈していると疑われている。残る1人は観察下に置かれ ている。」と保健相は明らかにした。インドネシア当局は、全ての鳥インフル エンザ疑い患者からの血液検体を診断確定のため香港に送付している。 保健相は、当局が、ジャカルタの南部にあるRagunan動物園で飼育されている 多数の外来性鳥類でも鳥インフルエンザ感染の痕跡を確認したと指摘した。 「さしあたり、ジャカルタ地域事務所は、Ragunan動物園を21日間閉鎖すると 決定した。」Jakarta Post紙は、農業相の発言として、同園の鳥19羽が鳥イン フルエンザに感染していたと伝えている。Ragunan動物園は低所得者に人気が あり、週末には数万人が同園を訪れた。政府は、検査で鳥インフルエンザ陽性 となった鳥類を処分する予定としている。 ●09-19(0920-0030)#C#鳥インフルエンザ、ヒト患者-東アジア(128):ベトナ ム# ベトナム:鳥インフルエンザ流行状況-WHO更新30. 情報源:WHO, CSR, Disease Outbreak News、9月19日。 ベトナム保健省は、2005年7月に発生した新たな鳥インフルエンザ死亡患者を 遡って確認した。Ben Tre省出身の35歳男性は2005年7月25日に発病し、7月31 日に死亡した。 今回の患者確認により、2004年12月中旬以来ベトナム国内で発生した鳥インフ ルエンザ患者総数は、死亡患者21名を含む64名となった。 ●09-18(0920-0040)#C#デング熱/デング出血熱最新状況、2005年(30)# 目次: [1]マレーシア(Kuala Lumpur)。 [2]マレーシア(Penang)。 [3]インド(New Delhi)。 [4]インド(Kolkata)。 [1]マレーシア(Kuala Lumpur)、情報源:New Strait Times、9月18日。 マレーシアでデング熱警報発令、Johor州当局は、シンガポールでの流行を受 けて行動計画を強化。 デング熱制圧対策を4ヵ月間行った後、マレーシアは高度警戒状態に逆戻りし ている。2005年9月第3週に、患者数が急増した。9月10日時点で死者68名が発 生しているが、保健当局は、更に多くの死者が発生するのではと懸念している。 9月12日時点で、シンガポールでは9540名がデング熱に罹患したと報告され、 昨年のこれまでの記録9459名を凌駕したため、マレーシア当局の懸念は増大し ている。隣国の流行を受けて、Johor州ではデング熱患者増加の可能性に対処 するため行動計画が強化されている。 地域別患者数では、Selangorが最多の214名(先週時点では141名)、連邦州が99 名(先週は76名)で、以下Penang 93名 (54名), Johor 80名 (50名), Kedah 33 名(23名), Negri Sembilan 33名(36名), Perak 31名(32名), Pahang 29名(23 名), Sarawak 27名(10名), Kelantan 19名(13名), Malacca 17名(7名), Sabah 15名(22名), Terengganu 6名(12名), Putrajaya 4名(3名), Perlis 3名(4名) and Labuan 0名(1名)となっている。 以下、主要な流行株がデング1型であることといったマレーシア当局者のコメ ントなど。 [2]マレーシア(Penang)、情報源:Berita Wilayah、9月18日。 Penang州のデング熱流行で、女性1人が死亡し、男性が重体となる。 2005年9月第3週のPenang州の都市部でのデング熱流行で、女性1人がデング出 血熱により9月17日に死亡し、男性1名がPenang病院で重体となっている。 Bukit Gelugor在住のハンドクラフト作者である46歳女性は、9月17日午後2時 に死亡した、と州厚生局責任者P Subbaiyah氏が明らかにした。Bayan Lepas地 域Kampung Binjal地区出身の21歳男性は、9月14日に入院し、現在病態は安定 しているとされる。 デング熱患者が発生している地域は、Sungai Nibong, Bayan Baru, Pantai Jerejak, およびTeluk Kumbarである。 以下、PSubbaiyah氏の市民へのデング熱対策協力や蚊の刺咬予防の呼びかけ。 [3]インド(New Delhi)、情報源:Times of India、9月16日。 新たに患者5名発生、 デング熱流行が首都で継続しており、新たに患者5名が発生しため、9月15日時 点で患者数は109名となった。さらに悪いことに、デリー市保健局は、蚊族発 生をチェックするため現地に対策チームを頻回に派遣してきたにもかかわらず、 Janakpuriから報告される多数の患者に悩まされている。デリー市内の総体的 な患者増加を防止する方法を議論するため、Yoganand Shastri保健相が中心と なった専門家グループが9月16日に会合する予定である。 これまでに報告されたデング熱患者114名中、79名がデリー市住民であり、35 名が他の州か出身であった。デリー市内から報告された患者のうち、西区が25 名を報告しており、市内全12区の中で最も患者数が多くなっている。 以下、デリー市保健担当官のコメント。 [4]インド(Kolkata)、情報源:Alertnet、9月16日。 インド当局は、魚でデング熱対策。 インドの保健当局は9月16日に、当局は死者数十名を出しているデング熱流行 対策として、蚊のボウフラを好んで食べるカラフルな淡水魚を使用していると 発表した。東部のWest Bengal州では、過去数週間に蚊によって媒介されるデ ング熱により、50名が死亡し、数百名が感染しており、現地当局は制圧に努力 している。 保健当局は、蚊が繁殖している池、湖、井戸および水溜りに、家庭の水槽でも 一般的な小型でカラフルな淡水魚であるカダヤシやグッピー数千匹を放流して いる。 ●09-19(0920-0050)#Ea#鳥インフルエンザ-アジア(27):インドネシア、動物 園の鳥類# 情報源:Bernama, Malaysian National News Agency。 インドネシア政府は、Ragunan動物園で飼育していた鳥類19羽が鳥インフルエ ンザに感染していたことが確認されたため、9月19日から21日間人気の高い同 動物園を閉鎖している。 クジャク、キュウカンチョウ、カモ、pigmy chickens、ワシおよびサギを含む 鳥類から採取された検体27件中19件が検査で鳥インフルエンザ陽性となったた め、ジャカルタ州知事Sutiyoso氏が、動物園の閉鎖命令を出した。 以下、関係当局の責任者の発言についての報道。 ●09-19(0920-0060)#Ep#柑橘類癌腫病-米国(フロリダ州)(16)# 情報源:TheLedger.com、9月17日。 ハリケーンカトリーナによるフロリダ州南部での果樹園の被害状況。 ●09-19(0920-0070)#C#ダニ媒介性脳炎-ロシア(Perm)# ロシア:Perm地域で、ダニ媒介性脳炎により4名が死亡。 情報源:ITAR-TASS News Agency Moscow、9月19日。 今年ロシアのPerm地域では、住民4人がダニ媒介性脳炎(TBE)で死亡したと、ロ シア動植物衛生検査局の現地事務所情報筋が9月19日にITAR-TASS通信社に明か した。同情報筋は、ダニの活動性時期中に、その他に686人が脳炎で入院した と加えた。その内の136人がダニ媒介性脳炎と診断確定された。 地域の疫学担当官によれば、住民24500人以上が、ダニ刺咬を訴えて医療機関 を受診した。これは昨年同期のダニ刺咬患者数に比べ5100倍である。昨年は、 従来からダニの活動性の高いKama川地区で住民19000人以上がダニ刺傷を受傷 し、3人が死亡した。 [Moderator注:Perm地域の位置。ダニ媒介性脳炎の解説。] ●09-19(0920-0080)#C#鳥インフルエンザ、ヒト患者-東アジア(129):インド ネシア# [1]情報源:Antara News (Java)、9月19日。 インドネシア:血液検体15件は、鳥インフルエンザウイルス陰性と発表される。 鳥インフルエンザ感染患者の親類および隣人から保健省チームが採取した血液 検体15件は、検査の結果鳥インフルエンザウイルス陰性であった、と州の保健 当局者が9月19日に明らかにした。 以下、今回の追跡調査の発端となった9月10日にジャカルタ南部のBintaro国際 病院で鳥インフルエンザ感染により死亡した37歳女性患者事例の記載。 [2]情報源:Antara News (Java)、9月19日。 政府は、ジャカルタ地域での鳥インフルエンザウイルス流行を受けて、この主 都地域を鳥インフルエンザに関する「異常な症例発生地域」と宣言した、と閣 僚が明らかにした。Siti Fadilah Supari保健相は、9月18日夜に当地で開催さ れた鳥インフルエンザ流行対策のための調整回避に出席後、この発言を行った。 これ以前に、父親と娘2人が鳥インフルエンザ感染の結果死亡したことを受け て、ジャカルタ近郊のTangerangに「異常な症例発生地域」が宣言された。 以下、最近のインドネシア国内での鳥インフルエンザ感染事例の整理、当局に よる鳥インフルエンザ検査体制強化の予定など。
by sank100
| 2005-09-20 20:04
| ProMed-mail
|
ファン申請 |
||