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●10-07(1007-0100)#Ec#ProMED-Mailよくある質問集#
情報源:ProMED-mail。 ● 10-07(1007-0110)#Ec#ProMED-mailダイジェスト版利用の勧め# 情報源:ProMED-mail。 ● 10-06(1008-0010)#Ep#白斑病、BRASSICA JUNCEA ―オーストラリア (WESTERN AUSTRALIA):初報告# 情報源:American Phytopathological Society, Plant Disease Notes オーストラリアにおけるBrassica junceaでの_Pseudocercosporella capsellae_による白斑病の初めての報告。 ● 10-06(1008-0020)#C#ギラン・バレー症候群、髄膜炎ワクチン接種後 ―米国# 情報源:MMWR Dispatch2005年10月6日 Menactra社髄膜炎菌ワクチン接種者からギラン・バレー症候群患者―米国、 2005年6月―7月 2005年1月14日、4価(A,C,Y,W135)髄膜炎菌ワクチン(MCV4)が米国で認可さ れた。 MCV4は、4価のワクチンで、0.5mlの中にジフテリアトキソイド48μgに髄膜炎 菌血清型A,C,Y,W-135由来の莢膜多糖類それぞれ4μgが共役して含 まれている。 2005年2月に予防接種における諮問委員会(ACIP)は、プレティーン(13歳未 満)医療機関で定期接種を推奨した。以前にワクチン接種を受けていない人に 対して、ACIPは高等学校入学前(15歳前後)にワクチン接種を推奨した。定期 予防接種はまた寮に住んでいる大学一年生やリスクのあるほかの人に指示され ている。 2005年10月4日現在予防接種副作用報告システム(VAERS)は、MCV4ワクチ ン接種後にギラン・バレー症候群を発症した5例の報告を受け取った。CDCや 食品医薬局によって運営されているVAERSは、予防接種の安全性を監視する国 の受動サーベイランスシステムである。医療機関、州および地方衛生局、消費 者、ワクチン製造業者は、米国で承認されたすべてのワクチンの副作用を報告 するように奨励されている。5名全員が2005年6月10日から7月25日に予防接種 を受けていた。このレポートでは、これら5症例の臨床および疫学上の特徴を 記述し、進行中の研究の予備データを要約している。以下要約、編集者注(省 略)。 ●10-06(1008-0030)#Er#インフルエンザウイルス、薬剤耐性(03)# 情報源:Canada.com, Health News / Canadian Press、2005年10月6日 H5N1鳥インフルエンザ株がタミフルに対して耐性を獲得していることを示唆し ている最近の報告の背後にあるのは変異ではなくて誤解であると思われる。香 港大学薬理学教授は先週インタビューを受けた時に、ウイルス耐性株出現の警 告は新しい証拠でなく古いデータを引用したとされる。教授はグラクソスミス クライン社にライバルのインフルエンザ薬リレンザの注射剤型の再導入を説得 しようとしていた。結果として出された報告書には、タミフルは有用でなくな ってきていることを示唆した。この主張が大きく繰り返された。以下原文参照。 ●10-07(1008-0040)#C#レジオネラ症―カナダ(オンタリオ州):長期医療# 情報源:Jeannette Macey, Susan Squires, Ottawa, Public Health Agency of Canada, & Erika Bontovics, Toronto, Ontario Ministry of Health and Long-term Care 2005年10月2日以来トロントの養護施設では呼吸器疾患流行に関連しての発熱 呼吸器疾患(FRI)の新たな患者は確認されなかった。FRI患者は、食思不振を 伴うか又は伴わない倦怠感での発熱、鼻水や鼻づまりを伴うか伴わない発熱又 は咳漱が突然発症した入院患者、スタッフ又は訪問者として定義される。 死亡患者16名を含む総数93名の患者が本日までに確認された。この内訳は、 入院患者が70名、スタッフが16名、訪問者が7名であった。死亡患者は全員養 護施設の入院患者であった。患者は、抗生物質療法の開始で急速に改善した。 検視官事務所を通して患者7名からの剖検検体が得られ、トロントの中央公 衆衛生研究所で検査された。すべての検体がDFA(直接蛍光抗体法)および培養 法で_Legionella pneumophila_に対する検査が行われた。本日までに3名の死 亡患者からの検体が_Legionella pneumophila_陽性となった。その他の死亡患 者4名の培養結果は、まだ出ていない。オンタリオ州で行われているサーベイ ランスについて(省略)。 ●10-07(1008-0050)#C#ウエストナイルウイルス―ロシア(Astrakhan)(02) # 情報源:Gazeta.ru、2005年10月6日 Astrakhan地区[Oblast]でのウエストナイル熱の流行は継続している。一番 新しい患者2名は2005年10月5日に発見された。ロシア消費者保護局の Astrakhan支所の疫学部の副責任者Natalia Nikeshinaは、2005年の初めからこ の地区でアルボウイルス感染症の患者が73名出たことを述べた。患者のうち51 名はAstrakhan地区の中央部から報告された。そのうち3名が死亡した。罹患率 のピークは、Astrakhanでは今年異常に暑かった9月に記録された。 ●10-07(1008-0060)#Ea#鳥インフルエンザ―欧州:ルーマニア、アヒル、疑い # 情報源:Reuters alertnet、2005年10月7日 2005年10月7日にドナウデルタの飼いならされた鳥での最初の鳥インフルエン ザ発生をルーマニア政府が発表したが、そのウイルスがヒトに致死的なもので あるかは発表しなかった。 「ドナウデルタのCeamurlia de Jos村で3羽の鳥が鳥インフルエンザ陽性であ ったことを本日見つけた。農家の庭で飼っていた3羽のアヒルであった。」と 農業大臣Gheorghe Fluturが述べた。 Flutur氏はインフルエンザが致死性のH5N1であるかどうかコメントしなかった が、「検体を英国に送付して徹底的に分析する予定である。」と述べた。 大臣は発生場所の周り3kmの隔離を強要し、欧州最大の湿地帯であり環境面で 繊細なデルタにおいて鳥インフルエンザの蔓延を防ぐためにすべての飼われて いる鳥を処分すると述べた。 Flutur氏はまたデルタ全域での狩猟を禁止すると述べた。ルーマニアのデルタ とブルガリア北部の湖は、スカンジナビア、ポーランドおよびドイツから飛来 してくるマガン同様にシベリアから飛来するアオガンの群れに人気がある。 獣医監視機関の局長Ion Agafiteiは、検査の最終結果が一両日中に出ること が予想されると述べ、「より危険が少ない株かさらに危険な株である可能性が ある。」と付け加えた。 ●10-06(1008-0070)#C#病原性大腸菌O157、学校―英国(WALES)(05)# 情報源:Eurosurveillance 2005年10月3日までに英国のサウスウェールズでベロ毒素産生病原性大腸菌 (VTEC)O157の流行で感染患者157名が報告された。患者は、血性下痢を呈し たか、2005年9月にベロ毒素産生病原性大腸菌O157を糞便から分離されたサウ スウェールズに住んでいる人と定義された。患者のうちの97名は、微生物学的 にVTEC O157と確認され、1例がPT32VT2であったのを除けば他はPT21/28および VT2であった。病原性大腸菌O157感染と微生物学的に確認された他の4例は、今 回の流行(PT1の3VT陰性株およびPT8,VT1+2の1例)と関連がなく、患者が感 染を説明するもっともらしい他の病歴があったので流行のリストから除外した。 男性67名、女性90名が感染した。患者の65%(102/157)は学齢期の子供で あった。発症日は、2005年9月10日から30日の間であった。また、40以上の学 校から患者が発生していた。5歳の少年1名が死亡した。 流行と学校給食サービスへの肉料理の納入業者との関連が示唆されている。 患者の分布は、多くの学校のうちの少数で発生しており、個々の学校での問題 というより主として汚染の程度が軽い製品が配給されたことが示唆される。こ れが2次的な人から人への感染につながった。 2005年9月17日以前発症の学童の18名のうちの10名は2005年9月16日から20日の 間に感染した。学校の食堂で昼食を食べた全員が学籍簿から無作為に選択され た13名の対照のうちの8名と比較がなされた(pは、0.05より小さい)。全体 的に見て、感染地域の子供の約60%が毎日学校の食堂で昼食を取っている。 ひとつの主要な納入業者が、感染した学校に肉料理を配給していた。地方当 局は2005年9月19日に行動を起こし、納入業者の施設で肉料理の汚染が起こり うると確認した後で、Food Standards Agency Walesは、2005年9月21日に警報 を出した。 環境衛生スタッフが手に入れたスライスされた肉料理の3検体から病原性大 腸菌O157が分離された。分離株は、PT21/28, VT2と確認され、パルスフィール ドゲル電気泳動で検査された。食物検体からの株のパルスフィールドゲル電気 泳動(PFGE)の特徴を持つ2検体からの分離株の結果は、感染者から見つかっ た株と区別ができていない。PFGE分類は3番目の株で行われている。汚染され た肉料理は以前の英国での病原性大腸菌O157感染の流行で関連していた。 学校からインスタント食品(つまり、施設内で調理しない食物)を排除した り、人から人への広がりを促進する教育活動を中止する制圧対策が2005年9月 19日の週に実施され、流行対策チームによって常に見直されている
by sank100
| 2005-10-11 10:42
| ProMed-mail
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