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●01-23(0124-0010)#C#サルモネラ症、食中毒‐オーストラリア(ビクトリア
Victoria州)(02)# 投稿者:Dr. Benjamin Cowie および Dr. Joseph Sasadeusz (ビクトリア州感 染症部およびRoyal Melbourne病院)、1月23日。 7名の患者が、メルボルン市内で発生した食中毒が疑われる集団感染事例の最 中2005年1月19日から21日にかけて、王立メルボルン病院(Royal Melbourne病 院)に急性胃腸炎のため入院した。全員が同じ現地レストランで食事したと報 告した。 全員が発熱、腹痛、下痢、嘔気を発症し、大部分が嘔吐した。患者年齢は16歳 から52歳で、性別は女性5名と男性2名であった。女性1名は、発症前[強力な制 酸剤である]プロトンポンプ阻害剤を服用していたが、残り6名はサルモネラ菌 感受性を増加させるような特定のリスクファクターは同定されなかった。基本 的な血液検査に加えて、微生物学的解析(培養)用の糞便と血液検体が、全ての 患者から採取された。潜伏期間は12時間から48時間であった。全患者が静脈点 滴治療と対象療法を受け、患者1名が抗生物質療法(経口シプロフロキサシン 投与)を受けた。全員が快復し、患者7名中最後の患者も現在は退院している。 最初の3名の患者糞便検体からサルモネラ菌_Salmonella sp._が分離され、そ の他の患者の検体は培養継続中である。分離株の詳しい同定結果はまだ判明し ていない。今日までの段階で患者全員の血液培養は陰性である。 [以下Moderatorによる謝辞。] ●01-20(0124-0020)#C#コレラ、赤痢&下痢症最新情報2005年(03)# 目次:アフリカ: [1]&[2]コレラ-ブルンジ。 アジア: [3]下痢症-インドネシア。 [4]コレラ-世界各国:WHO WER届出。 [1]コレラ-ブルンジ、情報源:南アフリカSunday Times、1月20日。 ブルンジでコレラ流行により3名が死亡。 ブルンジの首都Bujumburaでのコレラ流行により、3名が死亡したと考えられ、 さらに毎日多数の患者が報告されると、Medinfoが南アフリカ共和国のヨハネ スブルグ市内で発表した。 2005年1月12日に始まった流行は、急速に感染拡大したと、Andrew Jamieson医 師は述べた。(以下、公衆衛生省により患者88名が報告されていること、激し い降雨のため表層水や井戸が糞便により汚染されたこと、および経済的問題で 上水道施設のインフラが整備されていないことが急速な感染拡大の原因である とのコメント。) [2]コレラ-ブルンジ、情報源:Turkish Press、1月21日。 ブルンジ北部の首都Bujumburaでのコレラ流行が今月中旬以降感染拡大したた め、少なくとも5名が死亡し、105名が発病したと、国連当局者が1月20日に明 らかにした。国連ブルンジオペレーション(ONUB)広報官は、新たなコレラ患者 20名が1月20日に報告され、コレラ患者数は105名に達したと述べた。 (以下患者の75%がBujumbura北部Kamenge地区の患者であるとする同広報官の コメント。) [3]下痢症-インドネシア、情報源:Jakarta Post、1月21日。 下痢症患者が複数の病院にあふれている。 Surabayaでは、下痢症に罹患した住民数が増加しており、Dr. Mohammad Soewandiの病院では、2005年1月第1週には小児65名以上を、第2週には49名以 上を治療した。病院責任者(secretary)Sukadji氏は、2005年1月の患者数は 2004年12月の患者数より増加しているが、同病院が1,540名の下痢患者を治療 した2004年10・11月期に比較すれば減少していると述べた。患者中1,540名 1,121名は小児であった。大部分の下痢症患者は治療後2~3日で退院したと彼 は述べた。Dr. Soetomoの病院では、2005年1月は1日平均13名の下痢症患者が 入院した。 [4]コレラ-世界各国:WHO WER届出、情報源:WHO Epidemiological Record、1 月21日。 2005年1月14日から20日の間に受領したコレラ届出: 国/期間/患者数/死亡者数: アフリカ: ギニア / 2004年12月6日~31日 / 15名 / 4名、 マラウィ / 2004年9月20日~12月27日 / 164名 / 3名。 ●01-22(0124-0030)#C-#黄熱、サル-ベネズエラ(Apure州):疑い# 情報源:ベネズエラ保健省疫学公報、疫学第2週、1月9日~15日。 国立衛生研究所Rafael Rangelは、[ベネズエラ西部のコロンビアとの国境に接 する州]Apure州で2005年疫学第3週に[サルにおける]黄熱(YF)が疑われる新規 動物間流行を報告した。この動物での流行は、2004年12月以降進行中である。 動物間流行はMu?z市Bruzual地区(parish)のEl Porvenir Ranchで発生し、こ の地域の黄熱ワクチン接種率は[administrative dataに基づけば]182%で、ワ クチン接種活動が強化されている[ためヒト感染のリスクは少ない。] (以下、周辺の自治体のワクチン接種率の記載。) 集団ワクチン接種が実施されており、真のワクチン接種率がチェックされてい る。 [Moderator注:Administrative figure(管理統計)とは推定予防接種率であり、 投与したワクチン総数を分子とし、接種対象人口推計を分母として計算する。 記録されたワクチン接種率が100%を超えてしまう理由として、接種対象人口 の過少評価、ワクチン被接種人口の過大評価(近隣の地区など分母に含まれな い外部の地理的地域の被接種者を含めてしまうなど)や表作成の誤りなどが含 まれ、そのため正確な真の予防接種率が必要な(今回のような事態には)、人 口集団のワクチン予防接種率調査が実施される。] ●01-15(0124-0040)#C#ウイルス性胃腸炎最新情報2005年(03)# 目次: [1]&[2]日本-ノロウイルス流行でさらに死亡患者。 [3]チリ-クルーズ客船でノロウイルス感染疑いの流行。 [4]米国(フロリダ州)-カリブ海クルーズ客船でのノロウイルス流行。 [5]米国(ミズーリ州)-ノロウイルス流行感染源はレストラン。 [6]ドミニカ共和国-カナダ当局による渡航保健勧告。 [1]日本-ノロウイルス流行でさらに死亡患者、情報源:Yahooニュース、1月11 日。 日本:全国で7,800名のノロウイルス感染患者。 2004年11月以降、日本全国でノロウイルス流行により少なくとも12名の高齢者 が死亡、その他7,800名以上が感染したと政府は2005年1月11日に発表した。厚 生労働省は、介護施設、幼稚園、学校に、感染性の強い疾患であるノロウイル ス制圧のため衛生対策を強化するよう勧告した。1月11日に公表された政府調 査によれば、総計7,821名が2004年11月以降に、胃腸炎症状(胃痛、嘔吐、下 痢、発熱)を発症したと厚生労働省当局者が述べた。これらの患者中5,400名 近くがノロウイルス感染と考えられ、またノロウイルス感染により死亡患者5 名が発生している。ノロウイルスは、ヒトの胃腸炎の病因としては一般的であ り、主に生カキの摂食などにより感染し、ヒト・ヒト感染によっても感染拡大 しうる。 全国調査は、今月[2005年1月]初めに広島県の介護施設入居者がインフルエン ザ症状を呈した後に死亡したことを受けて、実施された。さらに5名の死亡患 者が他の5道府県で報告された。この感染症は、典型的には症状の持続は1日か ら2日間であるが、高齢者や健康状態の悪い人では致死的になることもある。 [2]日本-ノロウイルス流行でさらに死亡患者、情報源:共同通信、1月13日。 日本:胃腸炎患者数増加;熱性疾患による死亡患者。 厚生労働省が2005年1月12日に公表した内部統計によれば、2004年11月以降、 老人ホームの入居者を中心に総計7,821名が「腸感冒(Stomach Flu)」症状を呈 し、そのうちの12名が死亡した。これらの患者中5,371名が、ヒトでのStomach Fluや胃腸炎の原因となるノロウイルスに感染したと疑われると同省はしてい る。 [3]チリ-クルーズ客船でノロウイルス流行の疑い、情報源:チリLa Tercera news、1月17日。 チリ:Valparaisoのクルーズ客船でノロウイルス流行の疑い。 行政当局(Ministry Regional Secretary、SEREMI)は、クルーズ客船Norwegian Crown号に対して、乗務員が下痢性疾患流行を直ちに報告しなかったため、衛 生作業要約書の提出を求めた。(以下、Valparaiso地域の保健問題担当SEREMI 当局者による、2005年1月14日、同客船がPuerto Montt地域に停泊していた際 に、下痢性疾患流行発生を報告しなかったが、これは「海上、航空路および陸 路国境公衆衛生規約」違反であるとするコメント、当時客船上には200名以上 の下痢性疾患罹患患者が乗船していた。) [4]米国(フロリダ州)-カリブ海クルーズ客船におけるノロウイルス流行、情 報源:Yahooニュース、1月18日。 米国:Fort Lauderdaleを出航したカリブ海クルーズ客船上で胃腸炎流行。 Princess Cruises社は、同社のクルーズ客船のカリブ海航海中に、胃腸炎流行 により乗員乗客90名以上が発病したとする声明を発表した。極めて感染性の強 いノロウイルス流行は、1月8日にフロリダ州Fort Lauderdaleから10日間のカ リブ海クルーズに向けて出港したSun Princess号の航海2日目に始まったが、 同船は予定通り1月18日に帰港した。 (以下、船内の消毒、感染源調査内容、中略。) 航海中に、乗客89名および乗員5名が胃腸炎に罹患した。今回の流行は、Fort Lauderdaleから出航したRoyal Caribbean社の客船で乗員・乗客116名が胃腸炎 ウイルスに感染した後、2週間足らずで2例目の事例となった。 [5]米国(ミズーリ州)-ノロウイルス流行原因はレストラン、情報源:The Moberly Monitor Index news、Central Missouri、1月18日。 米国:ミズーリ州Moberlly地区でノロウイルス流行。 2004年12月20日から25日の週に、Moberlly地区で、初のノロウイルス感染が疑 われる流行が発生した。今回の事例は現地のレストランを感染源に感染拡大し たと考えられている。従来ノーウォークウイルスと呼ばれていたノロウイルス はヒトの急性胃腸炎の原因となるウイルスの一種である。 (以下、ノロウイルスの症状、潜伏期間や感染性が強いこと、Moberlly地区に おけるレストラン労働者が感染源となったと思われる流行の疫学事項記載。) [6]ドミニカ共和国-カナダ当局による渡航保健勧告、情報源:カナダ公衆衛生 局Public Health Agency of Canada (PHAC), 渡航保健勧告Travel Health Advisory、1月20日。 ドミニカ共和国:胃腸炎-渡航保健勧告。 PHACは、ドミニカ共和国の2つの地域から帰国した旅行者での胃腸炎(GI)報告 を確認した。最初の報告は、Puerto Plataから帰国した複数のカナダ人旅行客 が含まれ、2件目の報告は、Punta Canaから帰国した複数の米国人旅行客が含 まれる。 PHACはカナダの旅行会社から事情聴取を行い、Puerto Plataから胃腸炎を呈し て帰国した(複数の)旅行者について情報提供を受けた。PHACは、カナダ国内の 医療機関が、ドミニカ共和国から帰国した旅行者での胃腸炎の診断と報告に特 に注意を払うよう勧告している。 (以下、CDCの調査でも、ドミニカ共和国への旅行から帰国したオハイオ州住 民に、20名の胃腸炎患者発生を確認したとの情報提供があったこと、PHACが汎 アメリカ保健機構(PAHO) ドミニカ共和国事務所とで共同していること、疫学 調査が進行中で、胃腸炎流行が発生していることを確認したこと、原因ウイル スは同定されていないが、ウイルス性(特にノロウイルス)の可能性が高いこと、 海外渡航者への一般的な衛生習慣励行の呼びかけ、ノロウイルスの解説、感染 予防対策の記載。) ●01-23(0124-0050)#C#中毒、死亡患者、汚染された水が原因とされる-パキス タン(Baluchistan州):情報提供の依頼# 情報源:DailyTimes.com.pk、1月23日。 Sui地区で胃炎によりさらに4名が死亡。 2005年1月21日に新たに小児4名が、Suiに隣接する地区で胃炎により死亡した ため、過去48時間以内にこの疾患による死亡患者数は6名に増加した。Sui地区 では、多数の住民が、汚染された水を飲用して発病している。 ある医師は、インターネット上で、Sui地区では有害な毒素が飲料水に混入さ れたと指摘した。彼は、住民40名以上(その大部分が小児)がSui病院に入院し、 病院では緊急事態が宣言されていると加えた。 [ModeratorによりSuiの地理的状況の解説と、汚染された水の飲用から発症ま での潜伏期間が不明なため原因物質の推測が困難であるとしながらも、複数の 中毒の原因となる物質候補を推測している。] ●01-23(0124-0060)#Ea#原因不明の大量死、タスマニアデビル-オーストラリ ア(02)# 投稿者:Hugh Baker (獣医師、カナダ、オンタリオ州)、1月23日。 ProMED-mail 記事20050123-0070「原因不明の大量死、タスマニアデビル-オー ストラリア」への応答。 この明らかに癌原性のウイルスが、衛生状態が不良な捕獲用ワナによって伝播 される可能性はあるか? Animal Planet誌によれば、タスマニアでは、繁殖状況モニターのために、年 に数回タスマニアデビル個体を捕獲する精力的な生け捕り計画が実施されてい る。タスマニアデビルは本来大食漢で、捕獲用オリの金属製棒を咬む習性があ るため、逃走を試みる際の受傷がこの種のウイルスの曝露経路となることは、 理論的にもありうると思う。 ●01-23(0124-0070)#Er#鳥インフルエンザ、ヒト患者-東アジア(16):ベトナ ム2004年# ベトナム:2004年には、鳥インフルエンザA (H5N1)型ウイルスが病院スタッフ に感染伝播した証拠はない。 情報源:Journal of Emerging Infectious Diseases 誌、11 (2)、2005年2月 号。 [Moderator注:以下は、鳥インフルエンザ感染の危険性のあるベトナム市民 (の一部)での特異抗体保有率に関する初のデータを提供している、Journal of Emerging Infectious Diseases誌の最新号に公表された論文の要約と議論であ る。論文の表題は、「Lack of H5N1 Avian Influenza Transmission to Hospital Employees, Hanoi, 2004」で、著者はNguyen Thanh Liem(WHO国際鳥インフルエンザ調査チ ーム)らである。] 要約:鳥インフルエンザA (H5N1)型ウイルスのヒト・ヒト感染伝播がベトナム の医療機関内で発生したかを確認するため、H5N1型株感染確定患者4名と可能 性患者1名あるいはその臨床検体に曝露された病院スタッフについて、セクシ ョン別の抗体保有率調査を実施した。 対象となった病院スタッフ87名中83名(95.4%)が質問票を完成させ、血清検体 を提出した。この検体はインフルエンザA (H5N1)ウイルスに対する抗体につい て検査された。95%の対象者が、1名以上のH5N1型株感染患者への曝露を報告 した。59名(72%)が症状を報告し、2名(2.4%)が、H5N1型株2次感染可能性患 者の症例定義を満たしていた。 対象者の1人からも、抗インフルエンザA (H5N1)ウイルス抗体は検出されなか った。これらのデータは、2004年1月にベトナムで発生した鳥インフルエンザ 感染患者の病因となった、H5N1型ウイルスは、容易にはヒト・ヒト感染伝播し ないことが示唆される。しかし、インフルエンザウイルスは遺伝子的に変異し やすく、伝播性は予測が困難である。したがって、H5N1型株感染患者の治療に 当たる医療スタッフは、感染防御対策を講じ続けるべきである。 議論:(訳省略)。 ●01-08(0124-0080)#C#麻疹-マレーシア(Sarawak州)# [1]情報源:Chinapost.com, Associated Press report、1月23日。 Sarawak 州での麻疹流行で、14名が死亡。 ボルネオ島のSarawak州内の辺地部族地域で、小児13名および成人1名が麻疹流 行により死亡したと、Sunday Star紙記事が2005年1月23日に報じた。今回の流 行は約1週間前に始まり、最後の死亡患者は2,3日前に記録された。同紙は、州 保健局副責任者George Chan氏が、患者66名が記録され、死亡患者14名が発生 した上、その他にも一部が極めて重症となっていると述べたと報じた。 3カ月から5歳の死亡した患児13名と成人男性は、Bakun水力発電ダム計画近く のBelaga共同住宅に住むPenan族出身であった。Chan氏は、Penan族がこれまで 麻疹に曝露されたことがなかったと指摘した。しかし部族民の1人が外部の女 性と結婚し、夫妻は最近居住地に帰郷した。 保健当局のコメントは得られていない。 [2]情報源:Bernama.com news、1月23日。 麻疹流行が発生したSarawak州Bekun地区は、封鎖される。 最近麻疹により小児13名と成人1名が死亡したことを受けて、Sarawak州の中央 内陸部にあるBekun地区に、2005年1月23日以来、封鎖状態が宣言されたと、保 健省感染症対策課責任者Dr. Ramlee Rahmatが1月23日に発表した。 以下、Dr. Ramlee Rahmatを含む当局者による、現地の麻疹流行の状況と当局 の監視体制・流行対策についてのコメント。 ●01-07(0124-0090)#C-#レジオネラ症、死亡患者、植木用の土-オーストラリ ア(ビクトリア州):2004年# 情報源:Sydney Morning Herald。 園芸家に、植木用の土が致死的感染症の原因となる可能性について警告がなさ れる。 ビクトリア州で発生した死亡患者3名が、園芸用腐葉土(ミックスコンポスト、 potting mix)に確認された細菌に関連づけられたのを受けて、園芸家は、園芸 用腐葉土を慎重に扱うよう警告されている。ビクトリア州保健当局責任者 Bronwyn Pike氏は、2004年に州民3名が、園芸用腐葉土によく認められる細菌 _Legionella longbeachae_による感染で死亡したと発表した。 少なくとも死者2名については、死亡前に園芸用腐葉土に曝露されており、そ の他にこの感染症に関連した患者24名が報告されている。3例目の死亡患者に ついては、園芸用腐葉土が感染源である可能性が高いが、まだ完全には事実関 係が確認されていないと、Pike氏の広報官が述べた。 代理主任保健担当官John Carnie氏は、レジオネラ菌の異なる亜株全てが、稀 な(病態の)肺炎の原因となり、その初期症状は、発熱、悪寒、頭痛、息切れ、 乾性咳嗽および筋肉痛、体部痛であると指摘した。 Pike氏は、園芸用腐葉土を使用する園芸家は、ホコリを吸入しないためにマス クを着用し、ゴーグルを付け、作業後手と作業衣を洗浄すべきと述べた。 園芸家は、腐葉土の袋を振るべきでなく、手を伸ばした距離に置いて、開封前 に内容物を湿らせるべきである。腐葉土は冷所に保管し、湿っている状態で清 掃すべきである。 [Moderator注:最初1981年に報告された_L. longbeachae_は、健常人および免 疫不全者での下気道感染に関連する。特にオーストラリアでは、この細菌は、 土壌に曝露後に発症する肺炎に関連する点で、独特であるように見える。この 菌は、オーストラリアの土壌や腐葉土からは確認されるが、ヨーロッパ産の腐 葉土からは確認されない。 重要な点は、土壌と患者から分離されたレジオネラ菌が密接に関連しているこ とである。しかし、米国と日本でも腐葉土に関連した_L. longbeachae_感染患 者が報告されている(ProMED-mail 記事20000904.1503参照のこと。)] ●01-07(0124-0100)#C#コレラ、大津波関連-インドネシア(02):否定?、情報 提供来 # 情報源:Kyodo News Agency。 アチェ州にいるWHO当局者は、コレラ患者の発生を否定した。「疑い患者が報 告されたが、検査で陰性と確認された。」インドネシア保健省広報官は、患者 全員がコレラ陰性と確認されたとしている。 [Moderator注:この記事は、アチェ州では大津波関連のコレラ患者は1人も発 生していないと示唆している。ProMEDでは、この状況に関する追加情報の提供 を歓迎する。]
by sank100
| 2005-01-25 19:29
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