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●02-07(0207-0060)#Ec#ProMED-mail DIGEST版の広告#
情報源:ProMED-mail編集チーム。 ProMED-mail DIGEST版の広告。 ●02-07(0207-0070)#Ec# ProMED-mail良くある質問集# 情報源:ProMED-mail編集チーム。 ProMED-mail良くある質問集の広告。 ●02-06(0208-0010)#C#腸チフス-フィリピン(首都圏、Negros Oriental地 域)(02)# 情報源:SunStar.com、2月6日。 保健当局が腸チフス患者の急増を警告。 Dumaguete市保健医務官Erlinda Cabrera氏は、Negros Oriental州Sibulan町に おける腸チフス患者数増加を警告した。Sibulan町とDumaguete市は隣接してお り、Sibulan住民は毎日のようにDumaguete市に出かけている。 Cabrera医務官は、Dumaguete市を毎日訪れている住民の一部が既に腸チフス菌 を保菌しているが、まだ症状を発症していない可能性があると語った。 記録上Sibulan町における腸チフス確定患者数は、2005年1月末の報告患者数 133名対し、2月5日時点で170名に増加した。Negros Oriental州立病院(NOPH) では腸チフス患者24名が入院している。しかしながらDumaguete市内の別の2つ の病院に入院した患者は数に入れられていない。 NOPH診療部長Clarita Cadiz医師は、今週初めに腸チフス患者約50名が入院し たが、大部分は治癒したと述べた。 州知事George Arnaiz氏は、腸チフスの感染拡大はSibulan水道局(Siwad)の上 水道が原因とする非難があると住民に注意した。Arnaiz氏は記者に対し、患者 はSibulan町以外でも発生しており、その故、それらの患者はSiwadの上水道を 使用していないと指摘した。 これ以前にSun Star紙は、腸チフスのためNOPHに入院した24名の患者中、11名 はSiwadの上水道を使用しているが、残りの患者らはポンプでくみ上げた水や 泉の水を使用していることを確認していた。 これまでのところ大部分の腸チフス患者はLooc, Poblacion, San Antonio, Cangmating, Bolobboloc, Ajong, Tubodの各村出身である。 ●01-31(0208-0020)#C#結核症、スーパーマーケットにおける曝露-オランダ (Zeist)# 結核症患者が原因となって、オランダで史上最大規模の保健調査が実施される。 情報源:Expatica.com、1月31日。 オランダ史上最大の結核症(TB)患者調査が、2005年1月31日にZeist市で開始さ れた。検査を実施された15,000名中5%が結核菌に感染したと予想されている。 オランダの中央部Zeist市にあるC1000スーパーマーケットの従業員が、非常に 感染性の高い結核症に感染していると2004年11月に診断された。当初の検査に より、問題の25歳男性の家族全員および同僚79名中40名も感染していたことが 確認された。Zeist市議会と保健当局GGD Midden-Nederlandは、このスーパー マーケットで2004年11月18日から2005年1月1日までの間に買い物をした顧客全 員に、電話による聴き取り調査を実施することを決定した。GGDは今週[2005年 2月第1週]市内の住民15,000名を検査することを予定している。 (以下、顧客の75%が至急ツベルクリン反応を実施することを促されているこ と、60歳以上の顧客では移動検診車で胸部X線も撮影すること、結核専門医に よれば感染率が5~10%にも及ぶことが予測されることの記載。) [Moderatorにより初発患者が、感染性の最も高い肺結核を合併した喉頭結核な のかどうか記載がないこと、ツベルクリン反応陽性は必ずしも感染を意味する のではなく過去の曝露をも反映すること、コッホの結核菌発見とツベルクリン 反応を発見した研究成果と文献4件の記載。] ●02-06(0208-0030)#C#流行性水腫-インド(Uttar Pradesh州):マスタードオ イルが原因の疑い# 水腫の疑いで少年が死亡、40名が入院。 情報源:Indo-Asian News Service、2月6日。 粗悪なマスタードオイルで調理された食品を摂取後、8歳少年が[2005年2月6日] に死亡し、その他40名が[Lucknowで]入院したと報じられた。 現地医務官らは、患者が体部の腫脹(水腫)を呈したことから、有毒の棘のある ケシ成分を混ぜたマスタードオイルを摂取したことによる流行性水腫を疑って いる。しかしながら、医師らは今回の患者が水腫であるはまだ確定できていな い。彼らは血液検査の結果を待っていると述べた。 複数の病院に入院した患者らは、マスタードオイルで調理された食品を摂取し た後、四肢の腫脹、嘔吐、呼吸困難を訴えた。多数の患者が2005年1月第1週頃 から不調を感じていたと訴えた。 流行性水腫は1998年にデリーDelhiで報告された。41名もの死亡患者が発生し た。 [以下、ケシ科の植物sanguinaria (_Sanguinaria canadensis_)やその類縁種 により含有される植物アルカロイドbenzophenanthridineによる中毒の解説。] ●01-31(0208-0040)#C#蛍光菌_Pseudomonas fluorescens_汚染、注射シリンジ -米国:製品回収# 情報源:FDA (米国食品医薬品局) News、1月31日。 IV Flushブランドの充填済み注射シリンジについての全国的な警報。 FDAは、IV Flush, LLC社により生産され、テキサス州RowlettのPinnacle Medical Supply社により販売されたヘパリン、または塩化ナトリウム含有静脈 カテーテルフラッシュ用充填済み注射シリンジ全ロットの使用に関して、それ らの製品がFDAの正式な承認を得ておらず、汚染の可能性があるため、全米に わたる警報を発令している。 これらヘパリンまたは塩化ナトリウム含有静脈カテーテルフラッシュ用充填済 み注射シリンジを保有する消費者または医療機関は、製品をIV Flush, LLC社、 または販売元に返却すべきである。同社は市販に関する正式なFDA認可を得て いないために、自発的に製品を回収した。FDAと同社は、ヘパリンフラッシュ が原因となった可能性がある患者での_Pseudomonas fluorescens_感染の情報 を入手している。これらの患者は引き続き調査中である。 (以下、自主回収製品の解説と、蛍光菌汚染により予想される敗血症の解説。) [Moderator注:北東部のある都市で、小児6名で蛍光菌_P. fluorescens_感染 が確認され、その内の5名が入院治療が必要となり、2名がエンドトキシンショ ックを発症しうち1名は集中治療を受けていること、その他中西部の腫瘍専門 クリニックでも同じ菌の流行が発見されていること、自動化された細菌検査で は_P. fluorescens_が他のシュードモナス属の_P. putida_や_P. aeruginosa_ と混同されやすいこと、_P. fluorescens_がヨーロッパにおけるトマトの病害 の起因菌であり、リンゴの病害を予防するための拮抗菌として散布されること などの解説。] ●01-31(0208-0050)#Er#鳥インフルエンザ、家禽ワクチン-中国# 感染予防能力のある新たな鳥インフルエンザワクチン。 情報源:China Daily、2月7日。 中国の科学者らは、致死的鳥インフルエンザの感染拡大を予防する能力のある ワクチンを開発したと主張している。農業省は、同省が開発したこの新たなワ クチンが効果的に「水鳥(水禽)での高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)感染連鎖 を断ち切れる」としている。(以下、リバースジェネテイックスの手法を用い て長春獣医学研究所のグループが、鳥類や動物に安全かつ有効なワクチンを開 発したことの報道と、実験ではこのワクチンがアヒルやニワトリの動物実験で 感染予防に有効であったこと、中国における鳥インフルエンザワクチン開発の 歴史的経緯、カンボジアにおける死亡患者確認のニュース記載。)、 [Moderator ASにより、家禽ワクチンの大量接種法には、飲用水に混入する方 法、エアロゾル化して鼻腔や結膜から投与する方法があるが、ワクチンの抗原 性や水中での安定性、鳥の水摂取量など様々な要素が複雑に関与し困難ではあ るが、ブルセラ症ワクチンなどで実績があること。Moderator CPにより、陰性 一本鎖RNAウイルスであるインフルエンザのワクチンが、従来の古典的遺伝子 組み換え手法では製造が困難であること、それが1994年のSchnellらによるリ バースジェネテイックスの導入により可能になったこと、ワクチンの効果を確 認する必要があることの記載。] ●02-07(0208-0060)#C#そけいリンパ肉芽腫-英国(England地方)# 性病が英国にも侵入したとの警告。 情報源:BBC、2月7日。 従来は主に発展途上国で認められていた性感染症が、英国や西ヨーロッパに感 染拡大していると専門家らが指摘している。ロンドンは、そけいリンパ肉芽腫 (LGV)流行が報告された多くの主要な都市のうちのひとつである。 England地方で感染が確定した患者24名はゲイの男性であるが、男女を問わず 無防備な性交渉によりLGVに感染する可能性がある。LGVの症状は、陰部潰瘍、 そけい部の腫脹であるが、この疾患は抗生物質で治癒可能である。 (以下、ロッテルダム、アントワープ、パリ、ストックホルム、ハンブルグ、 ニューヨークでも患者が報告されていたこと、England地方保健保護局(HAP)当 局者によるLGV疫学の解説。) [Moderator注:米国やヨーロッパにおける最近のLGV疫学の解説。] ●02-07(0208-0070)#Ea#牛結核、ウシ-米国(ネブラスカ州)# ネブラスカ州で牛結核の弧発例発見。 情報源:ネブラスカ州農業局記者発表、2月7日。 ネブラスカ州農業局(NDA)畜産部は、米国農業省(USDA)獣医学サービス局と合 同で、最近ネブラスカ州で発見された牛結核(TB)症例(屠殺時陽性確認)の調査 に積極的に取り組んでいる。 (以下、症例は蓄殺時に農務省調査官によって診断された老齢牛であること、 問題の症例がヒトの食物連鎖から除外されたため、公衆衛生上の危険はないと の報告。) [Moderatorによりネブラスカ州は最近USDAにより、牛結核根絶("tuberculosis free")地域の認定を受けた矢先の出来事であるとの記載。] ●02-04(0208-0080)#Ea#ウエストナイルウイルス、鳥類-キューバ:2004年# 2004年キューバの鳥類でのウエストナイルウイルス(WNV)感染。 投稿者:Joseph P. Dudley Ph.D (INTELLIBRIDGE社生物学的安全性農業関連上 級アナリスト)2月4日。 スミソニアン研究所の研究者らは、伝えられるところによれば、2004年に実施 されたフィールド調査中にキューバで3羽の鳥類(ツグミの仲間red-legged thrush 2羽、ヒメアカクロサギlittle blue heron 1羽)についてWNV感染を確 定した。 (以下、スミソニアン研究所の記者発表内容を掲載したウェブサイトURLの記 載と要約の再録: ●02-07(0208-0090)#Ea#狂犬病、動物間流行-ロシア(Krasnodar地域)# ロシア:Krasnodar地域における狂犬病動物間流行。 情報源:Kavkazsk Uzel News Agency、2月7日。 2005年1月にKrasnodar地域Sochi市Adlersk地区において、女性2名が狂犬病の ために死亡した。いずれも飼育していた子犬に咬まれていた。死亡患者のうち 1名は70歳女性で医療機関を受診しなかった。もう1名は78歳女性で、曝露後予 防接種を一回しか受けず、その後の接種を拒否していた。2004年12月にも Sochi市の同じAdlersk地区において、別の女性がイヌに咬まれて(狂犬病を発 病し)死亡している。この危険な感染症の感染中心で現在、飼育および野生の 動物へのワクチン予防接種が実施されている。 Krasnodar地域疫学監視センター代表は、(当地での)狂犬病感染拡大の原因は、 狂犬病ワクチン接種や発病した動物の処分が実施されていないAbkhazia共和国 からの狂犬病感染動物の侵入が放置されているためであると考えている。 (以下、Krasnodar地域当局者により、狂犬病増加の原因がキツネの狂犬病増 加によること、2004年には140例の野生動物およびペットの狂犬病が報告され たが、2005年1月には既に38例に達したこと、Krasnodar地域における狂犬病疫 学と予防対策の記載。) [ModeratorによりKrasnodar地域の地理的情報の解説。] ●02-07(0208-0100)#Ea#原因不明の大量死、ベニヒワRedpoll finch-米国(ア ラスカ州)# ベニヒワの大量死が専門家らを困惑させている。 情報源:News-Miner.com、2月7日。 今年[2005年]の冬Fairbanks地域には記録的な数のベニヒワRedpollが、餌付け をする人々の目を楽しませている。しかし現在多数のベニヒワが次々と死亡し ている。(以下、Fairbanks地域とNenana地域で多数のベニヒワの死亡がアラ スカ漁業狩猟局に寄せられており、当局者らはサルモネラ症を疑っていること の記載。) ●02-07(0208-0110)#Ea#原因不明の大量死、ダイオウイカ-米国(カリフォルニ ア州)(03)# ワシントン州の海岸に数百杯のダイオウイカが死亡して打ち上げられる。 情報源:Seattle Times、2004年10月記事。 (以下、通常はカリフォルニア州近辺に棲息するダイオウイカが珍しくワシン トン州の海岸に大量に打ち上げられてことを報じる記事と、Moderatorにより スタンフォード大学の生物学者は、今回の事例は通常のイカの習性で説明され ると考えていることの記載。) [2] アラスカ沖で確認されたダイオウイカは、ブリティッシュコロンビア州の 海域で捕獲された初の症例。 情報源:AP記事、2004年10月16日。 (以下、この海域では初めてダイオウイカが発見されたことを報じる新聞記事 と、海岸に打ち上げられることはこのイカの自然の習性であるようであるとす るModeratorコメント。) ●02-07(0208-0120)#Ea#口蹄疫-パキスタン(北西部辺境州):疑い# Lakki地域で口蹄疫(FDM)の発生。 情報源:Pakistan Link、2月7日。 現地ではTabakと呼ばれる口蹄疫(FMD)によりウシ数百頭が死亡し、現地の畜産 業界に莫大な損害を与えている。情報筋は、この地域ほぼ全域がFMDに見舞わ れていると報じている。 (以下、当局の懸念と、先にFMD発生が報じられたパンジャブ州に接するLakki 地域の地理的状況の解説。)
by sank100
| 2005-02-11 08:14
| ProMed-mail
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