以前の記事
2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 最新のコメント
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
●10-19(1020-0120)#Ea#鳥インフルエンザ、リスク評価-世界:ルーマニア、ブル
ガリア、トルコ#WHO/ECはルーマニア、ブルガリア、トルコを支援している。 投稿者:Caroline Brown。 WHOヨーロッパ地域の上級疫学者1名、ECDC(ヨーロッパ疾病対策センター)の上級 疫学者1名、WHOジュネーブの獣医専門家1名の3人からなる専門家チームが、現在 ルーマニアで鳥インフルエンザのヒトと動物に対する危険のリスク評価と公衆衛 生対策、サーベイランスとコミュニケーションに関するに関する議論を行ってい る。このチームはルーマニアに10月16日(日)から10月20日まで滞在し、ルーマニ ア政府の要請に応じて派遣された。予備的所見は、10月20日にブカレストで開か れる記者会見で発表される予定である。 ブルガリアとトルコに対するECの専門家チームは、2名の獣医専門家からな る。 そのうち1名は獣医学疫学専門家である。 ●10-20(1021-0010)#Ea#鳥インフルエンザ、ユーラシア(19): 台湾、中国からの 輸入例、疑い# [1]投稿者:Tzu Mei Huang, 台湾CDC サーベイランス部副部長 台湾当局は、中国から密輸入されたトリから鳥インフルエンザ(H5N1)を検出し た。台湾当局は、10月14日に中国から来航したパナマ船籍の貨物船を視察し、密 輸された数百匹のトリ、ネズミ、カメを発見した。台湾動植物保健検査検疫局(B APHIQ)、台湾CDC、沿岸警備局(CGA)は共同作戦を行った。密輸動物は翌日処分さ れた。トリ1037羽から19検体が採取され、鳥インフルエンザウイルスに対するRT -PCR検査とニワトリ胚での培養検査のため動物衛生研究所に送付された。結果は 本日得られ、問題となったトリはH5N1陽性であった。密輸動物は完全に処分され たので、鳥インフルエンザの進入をタイムリーに予防することができた。職員の 安全のため、トリの捕獲と処分の際には、職員は完全な防護服を着用した。また 職員には10日間の自己健康チェックが課せられている。従事した職員は現在全員 健康状態は良好である。 [2]情報源:AFX, 10月20日。 (前報と同様) ●10-20(1021-0020)#Ep#壊死性斑紋病,リンゴ - トルコ(Isparta)# 情報源:英国植物病理学会誌、New Diseae Reports, vol.12。 Isparta州でのリンゴ果樹園で行われたサーベイランスで、リンゴの葉に小型円 形で、境界が茶色で紫茶色の斑点が見られた。一部のリンゴの種では、斑点は拡 大・融合し、色が黒くなった。同州の異なる6カ所から得られた検体から、真菌 が分離されたと報告された。病原体は、Alternaria maliと同定された。 この報告は、同菌によるトルコのリンゴで最初の壊死性斑紋病の報告である。 ●10-20(1021-0030)#C+#鳥インフルエンザ、ヒト患者-東アジア(148):タイ# [1]情報源:Reuter AlertNet Foudation、10月20日。 Thaksin Shinawatra首相およびタイ保健当局は、今年同国で初のH5N1型鳥イン フルエンザウイルスによる死亡患者となった、48歳男性患者の死亡を発表した。 保健当局は、問題の患者はKanchanaburi県在住の48歳男性で、Kanchanaburi県 は、バンコクから西に100kmに位置し、最近H5N1型鳥インフルエンザウイルス による新たな家禽での流行を報告していたとしている。 以下、当局による今回の患者についての説明、アジアでのH5N1型鳥インフルエ ンザウイルス流行の経緯、WHOによるアジアが次のインフルエンザ汎流行の感 染中心になる可能性が高いとする指摘。 [2]投稿者:Dunja Minet。 タイ当局は10月20日に、同国で1年以上ぶりとなる、新たな鳥インフルエンザ 死亡患者を確認した。Thaksin Shinawatra首相は、診断検査の結果、10月19日 に死亡した西部のKanchanaburi県在住の男性患者の病因はH5N1型ウイルスであ ったことが示されたと発表した。(中略) 全国76県中約21県が現在、隔離(家禽の移動制限)下に置かれているか、H5NI型 株監視下にある。 [3]情報源:CNN.com、10月20日。 タイ当局は、同国では1年以上ぶりの患者発生となった、農夫の鳥インフルエ ンザによる死亡を報告した。一方、EU当局は、ヨーロッパ域内での感染拡大防 止対策を講じている。48歳農夫が、タイで13例目の鳥インフルエンザによる死 亡患者となり、これにより2003年以来のアジアでの死亡患者総数は60名となっ た。今回の患者は、感染したニワトリを屠殺し摂食して同ウイルスに罹患した。 アジアではまた、台湾の農業委員会が10月20日、中国から密輸されたコンテナ 内でH5N1型インフルエンザウイルスに感染した鳥を発見したと発表した。これ は同島で2003年末以来の感染症例である。以下、今回の事例確認までの経緯、 1997年以来のH5N1型株流行の歴史、H5N1型インフルエンザウイルスの感染域の ヨーロッパへの拡大とEU諸国の対応(中略)。 ギリシャ当局は10月19日に、シチメンチョウ1羽がH5N1型株に感染していると 確認されたエーゲ海の遠隔地の島にある農場で、組織的な消毒を開始した。検 体が20日午後英国に送付され、完全な検査結果が得られるのは1週間後と予想 される。 以下、検査結果を受けたブルガリアによるギリシャからの家禽製品輸入禁止措 置、感染拡大を受けたEU外相会議の「世界的な危機」宣言、WHOによる各国政 府に対する危機管理対策の呼びかけ、鳥インフルエンザによる経済的な打撃。 [4]情報源:WHO CSR、10月20日。 タイでの鳥インフルエンザ流行状況、更新35、2005年10月20日。 タイ公衆衛生省は10月20日、2004年10月8日以来となるH5N1型鳥インフルエン ザ感染患者を確認した。Kanchanaburi県出身の48歳男性患者は、10月13日に発 病し、17日に入院、19日に死亡した。 当局は、この患者の感染は発病した家禽屠殺中の密接な接触が原因としている。 10月前半よりKanchanaburi県内の複数の村から、家禽での鳥インフルエンザ流 行が報告されていた。患者からの検体は更なる解析のために、WHO委託研究所 に送付される予定である。この男性患者の7歳になる息子も、10月16日に呼吸 器症状を発症した。息子は、父親の手伝いとして発病した家禽の羽根むしりを 行った。現在入院中の息子に関する検査結果は未着である。アジアで鳥インフ ルエンザ流行が始まって以来、タイでは患者18名が診断確定し、そのうち13名 が死亡した。 ●10-19(1021-0040)#C#狂犬病、ヒト患者、コウモリ-米国(ミシシッピー州)# 情報源:CDC Health Advisory、10月12日。 2005年10月5日に、米国疾病対策センターCDCは、ミシシッピー州保健局と協力 して、同州内で死亡した小児の死因が狂犬病であるとした診断を確定した。 患児は、2005年9月に原因不明の脳炎で入院した。海外渡航歴や動物からの曝 露歴は確認されなかった。ペア血清および髄液検体で、4倍以上の抗狂犬病抗 体価上昇が示された。ウイルス特性解析や可能性の高い動物感染源同定に必要 な、他の臨床検体は入手できなかった。 ミシシッピー州では、コウモリが既知の唯一の狂犬病ウイルスの保有宿主であ り、同州では1956年以来ヒト患者は報告されていない。最近州外に滞在した際 の感染曝露は確認されなかった。追加調査で、今春この小児が、生きたコウモ リを自分の寝室から追い払ったことが報告された。ミシシッピー州保健局は、 現地医療スタッフおよびCDCと共同で、患者と家族、地域住民、医療関係者と の接触を確認する調査を実施した。 以下、曝露後狂犬病ワクチン接種の適用について(中略)。 この患者は2005年米国で初の狂犬病患者であり、1990年以来では、48例目の患 者となる。以下、米国内での狂犬病予防の注意点。 ●10-20(1021-0050)#C+#鳥インフルエンザ、ヒト患者-東アジア(149):インド ネシア、タイ# [1]情報源:Bloomberg News Agency、10月20日。 インドネシア&タイ:鳥インフルエンザ感染疑い患者発生。 タイ当局は、今年同国で初の鳥インフルエンザ感染死亡患者を報告し、インド ネシア当局は、ヒト・ヒト感染伝播の可能性がある症例発生について警告した。 一方で、鳥インフルエンザウイルスがアジアからヨーロッパに感染を拡大させ ているとの懸念が高まっている。 タイ:タイでの今回の死亡患者は、同国で13例目のH5N1型鳥インフルエンザウ イルスによる死者であると、Thaksin Shinawatra首相が10月20日語った。 タイでの新規患者の場合、死亡した男性患者の子供も発熱しており、検査のた めにバンコクに移送されたと、首相は明らかにした。10月19日に死亡した患者 は、バンコクから150km西にあるKanchanaburi県Panuamthuanに居住していた。 首相は毎週のテレビ放送される記者会見で、「死亡した患者の2回目の検査結 果が昨夜判明し、Kanchanaburi県在住であったこの男性患者は、鳥インフルエ ンザ感染により死亡したことが確認された。」、「男性はニワトリと接触した 記録が残っていた。保健相が、消毒作業を監督するため、20日午後現地に向か う予定である。」と発表した。以下、市民に冷静や基本的な感染予防策を順守 するよう呼びかける当局者のコメント。鳥インフルエンザ流行がタイの養鶏業 に及ぼす影響など。 インドネシア: Siti Fadilah Supari保健相が電話インタビューに対して、インドネシアでは、 父親とその息子が鳥インフルエンザに感染しているか確認するため、検査が実 施されていると語った。「もし感染が確認されたならば、家族内で複数の患者 が鳥インフルエンザに罹患したという3例目の集団感染事例となる。もし患者 がより広範囲に拡大すれば、ヒト・ヒト感染が疑われる。」 以下、インドネシア国内で発生した前2例の家族内感染事例の解説、国際機関 による現在の鳥インフルエンザウイルスのヒト・ヒト感染の可能性評価。 [2]情報源:The Australian online、10月20日。 ジャカルタでの鳥インフルエンザ感染疑い患者2名。 インドネシアの医師らは10月20日、父親とその息子が鳥インフルエンザに罹患 している可能性があると発表した。同ウイルスのヒト・ヒト感染伝播の可能性 を警告する症例であるとしている。ジャカルタ市内のSulianti Saroso感染小 病院の医師Ilham Patu氏は10月20日、「父親とその息子の成人2名と乳児1名が 鳥インフルエンザ感染疑いで昨日収容された。」と明らかにした。 Siti Fadilah Supari保健相は、問題の父親と息子は、2005年6月にインドネシ アで最初の事例が確認されて以来、3例目の集団感染(家族内複数患者発生)事 例であると発表した。以下、インドネシア国内で発生した前2例の家族内感染 事例の解説、インドネシア国内で発生した鳥インフルエンザ感染患者数および 死亡患者数。 ●10-20(1021-0060)#Ea#ニューカッスル病、家禽-マケドニア:OIE# 情報源:国際獣疫事務局(OIE), Disease Alert。 旧ユーゴのマケドニア共和国でのニューカッスル病。 報告日:2005年10月19日。 Bitola地域Mogila村で、ニューカッスル病流行1件が報告された。 事例の初確認日:10月18日。 事例の開始日:10月14日。 診断方法:臨床、剖検および検査。 流行に関連する感染感受性動物数:15000羽。 死亡例数:450羽。 処分された個体数:現在までに、5500羽が処分された。 以下、感染対策の概要。
by sank100
| 2005-10-21 21:00
| ProMed-mail
|
ファン申請 |
||