以前の記事
2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 最新のコメント
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
●11-08(1109-0010)#C#診断未定の疾患 - ハイチ: 情報提供依頼#
発信者: Susan McLellan (MD, MPH, Tulane大学健康科学センター医学部熱帯 医学科感染症部門) 11月8日。 ハイチに住む人からの以下の内容の電子メールを転送された。 「ハイチでは熱帯病が流行中である。それは、カラアザールまたは黒水熱(熱 帯熱マラリア)に匹敵している。現地住民は、その疾患を(出血性)デング熱と 呼んでいる。サシチョウバエによって伝播される寄生虫感染症で、インド、ネ パール、スーダン、ブラジルで同様の患者が発生している。友人の20歳の息子 が、この疾患のため今週死亡した。非常に近しい友人が、金曜日にハイチ外に 空搬され、某(名称削除)病院に入院しているが重態である。他にハイチにいる 友人2人が、この疾患であると診断されたという情報を得ている。患者4名は、 1週間以内に発生した。患者の何人かは、Trou Baguetteそばにビーチハウスを 持っている。」 リーシュマニア症は極めて可能性が低い。しかし確かに、デング出血熱と重症 マラリアの可能性はある。 何か追加情報を頂ければありがたい。 [Mod.EP注 :デングに合致するという推測だけである。内蔵リーシュマニア症 は皮膚出血や皮疹をきたさない。また、重症出血性デング熱の皮疹、出血、腎 不全などの症状とも重なる点が少ない。疾患はリーシュマニアらしくない。な ぜならハイチでの報告がないからである。ドミニカ共和国には皮膚リーシュマ ニア症の好発地域が存在するが、だからといってそのことが現在流行している のが内蔵リーシュマニア症だという可能性を高めるものではない。 この流行 性疾患による臨床症状、所見に関する追加情報があればProMEDは感謝する。] ●11-08(1109-0020)#C#鳥インフルエンザ - ユーラシア(54): 中国# [1] 発信者: Joe Dudley 情報源: China Daily 11月8日号 当局が鳥インフルエンザウイルス拡大封じ込め対策を強化しており、北京の生 きた鶏を取扱う市場168箇所が全て、11月7日に閉鎖された。北京市庁はまた、 ペット用の鳥の市場も閉鎖し、鶏を都市部で飼育することを禁止し、鳩は檻の 中で飼育するように市民に求めた。住民は、ペットを含む全ての動物に鳥イン フルエンザと口蹄疫のワクチン接種をすることを求められ、そのようにするこ とを拒絶する者は収監される或いは罰金刑を課される可能性があると告げられ た。何百人もの世界からの専門家の会議がジュネーブで開かれ、「ヒトインフ ルエンザの全世界的な大流行が不可避である。」との警告がなされたため、こ の首都での厳しい対応は、中国全土で見習われるだろう。WHO長官のLee Jong-wook氏は会議で「鳥インフルエンザウイルスがヒト-ヒト伝播する能力を 獲得するのは時間の問題で、そうなるとヒトでのインフルエンザ汎流行を引き 起こす。」と語った。中国ではこれまで、鳥インフルエンザ感染患者は報告さ れていない。しかし、当局は、中国中央部の湖南省の湘潭で、3人が感染した 可能性があることを否定しなかった。問題の3人中の1人12歳の少女は、先月死 亡し、その9歳の弟と36歳の中学校教師は回復したと伝えられている。世界銀 行レポートは、「事前のインフルエンザ大流行に関する調査によれば、新規流 行が発生した場合、米国単独でも10万人 から20万人の死者が出て、同国にと って1千億ドルから2千億ドルの経済的損失を意味するだろう」、と述べている。 米国での想定を全ての先進国にも当てはめると、現在の貨幣価値で5千5百億ド ルの損失となる可能性がある。世界の損失は、発展途上国への影響も合わせる とさらに有意に大きなものとなるだろう。」と述べている。以下中国政府の対 応について。 [2]情報源: China CRI English/China broadcast, 11月8日。 北京市当局による鳥インフルエンザ流行抑止のための対策により、北京市では、 月曜日をもって、全ての生きた鶏の売買と市街地での鶏の飼育は一時的に禁止 された。ウイルス性動物伝染病予防制御対策本部によると、中国政府の鳥イン フルエンザに対する対策に従って、北京市当局は、市内の168市場全てで鶏の 売買と屠殺、市街地での鶏の飼育、北京市外からの鶏の移入を禁止した。北京 市当局は鳥市場の閉鎖、家屋内での鳩の放し飼いの禁止、自動車、鉄道、貨物 機により、中国国内他地域から輸入される養鶏物の検疫も命じた。北京産業商 業庁の担当官は、指示に従わぬ者には厳罰を持って当たるとした。 以下中国政府の鳥インフルエンザ対策予算配分など。 [3]情報源: 新華社通信発人民日報オンライン 11月8日。 中国保健相のGao Qiang 氏は11月7日に、中国全土の保健局に対して、鳥イン フルエンザのヒト感染を予防、制圧に迅速に取り組むよう命じた。全国へテレ ビ中継された会議に臨み、Gao氏は (3つの鍵となる領域) すなわち、監視、感 染制圧、治療での対策を強化するように命じ、特に全てにおいて早期対応が不 可欠であると強調した。以下、Gao氏のコメント(中略)。彼はまた保健局に対 し、すばやい対応を確かなものにするために、民間航空局、運輸局などを含む 関連他局との効率的な情報共有の方法を維持するように命じた。 以下Gao氏の指示、保健省広報官の発言。 [4] 情報源: Herald Sun, 11月6日 鳩やアヒルを飼育している者は、重い罰金刑を課せられる。当局は鳥インフル エンザの流行を恐れて、人と鳥との接触を減らそうと努めている。パンのかけ らをや他の残飯を香港の鳥に与えているところを捕らえられた者は、1500香港 ドル(260米ドル)の罰金が課せられる。 野鳥や渡り鳥が世界中の家禽にH5N1型 インフルエンザウイルスを拡散しているという懸念が高まるに伴って、このよ うな決定がなされた。「野生の鳩の糞が有害な病原体の拡散を助けているかも しれない。 」と、住宅局長官代行Lau Kai-hung氏は本日の声明で述べた。鳩の 群れを最小化する、最も安全で、最も効果的、経済的かつ人道的な方法は、餌 をやるのをやめることである。」この方策は、約300人を死亡させた肺炎様の重 症急性呼吸器症候群(SARS)の流行の後に、2003年に制定されたゴミ処理および 環境衛生法の追加法案である。アジアでは、畜産用鶏やアヒルとの接触を介し て致死性の高い鳥インフルエンザ株に感染して、60人以上が死亡した。 ●11-08(1109-0030)#C+#マールブルグ病 - アンゴラ(54) # 情報源: Terranet plus Beirut 11月7日号 Sebastao Veloso保健相は、「過去一年に渡り、(フィロウイルス感染症の一種) マールブルグ病流行により、感染患者252 人中227人が死亡したが、アンゴラ では現在、公式にマールブルグ病が終息している。2005年7月27日以降、患者 発生はない。」と発表した。同相は、流行による死者数を下方修正した。2005 年9月19日には、同相およびWHOは、「確定患者374名中329名が死亡した」として いた。「死者の中には、16名の看護師、2名の医師、5名の呪術治療師が含まれ る」と保健相は語った。今回のアンゴラでのマールブルグ病流行は、2004年10 月にウイジェ州の病院で始まったが、2005 年 3 月まで正式には確認されず、 その際には、流行はWHOおよび他の組織から専門家数十名の派遣を必要とする 事態となっていた。マールブルク病には治療法が存在せず、またその正確な起 源は知られていないが、1967 年に西ドイツのマールブルク町の研究室勤務者 が、ウガンダより輸入されたサルから感染して初めて確認された。疾患は、血 液、排泄物、吐物、だ液、汗、及び涙といった体液との接触により感染伝播さ れる。しかし、専門家によれば、比較的簡単な衛生的な予防策によって封じ込 めることが可能である。これ以前の最も深刻なマールブルグ病流行は、コンゴ 民主共和国で発生し、1998年から2000年の間に123名が死亡した。 ●11-07(1109-0040)#C#クロイツフェルト・ヤコブ病 (新変異型) 最新状況、 2005 (11) # [Mod.CP注 - 英国保健省のウェブサイトが更新され、「クロイツフェルト-ヤコ ブ病(CJD)年次別統計(1990年以降)」の表に変異型クロイツフェルト-ヤコブ病 (vCJD)の月集計が追加され、月別統計ウェブサイトからダウンロードすること ができるようになった。疾患による死亡例、確定症例、疑い症例の定義と症例 の定義については保健省のウェブサイトにアクセスするかProMEDメールのこの 項目の既報を見ていただくと見つかる。変異型クロイツフェルト-ヤコブ病の 症例に関する全世界からの情報が今回の改訂に含まれる。また、他の型のCJD (散発型、医原性、家族性、GSS(ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカ ー症候群))も変異型CJDの発生や病因に何らかのつながりがあるとの認識で、 同統計に含まれることとなった。] 今回の続報の目次 [1] 英国:保健省変異型クロイツフェルト-ヤコブ病月刊統計 - 2005年11月4日 時点 [2] 英国:海綿状脳症諮問委員会(SEAC)声明文- 10月19日付け [3] 米国:新しいスクレイピー病原体 [4] 米国:慢性消耗性疾患(CWD) 霊長類への実験的伝播 [5] イタリア:プリオンは乳中に分泌される疑い [1] 英国:保健省変異型クロイツフェルト-ヤコブ病月刊統計 - 2005年11月4日 時点。情報源:英国保健省新聞発表第2005/0389号、11月7日。保健省は11月7 日、既知のCJD患者数に関する最新情報を公表した。この中にはBSEと関連があ ると思われるvCJD患者も含まれる。状況は以下の通り: vCJD患者要約-死亡患 者: vCJD確定例における死亡患者(確定例):108名。 vCJD可能性例におけ る死亡患者(神経病理学的に未確定):43名。 vCJD可能性例における死亡患 者(神経病理学的確定実施中):1名。 vCJD確定例または可能性例における死 亡患者総数:152名。 vCJD患者要約-存命中:6名。 vCJD確定例または可能性 例総数(死亡または存命中):158名。 [Moderator注1:このデータは英国におけるvCJD流行は現在沈静化していると する見解に一致する。2005年最初の10ヵ月間(原文では9カ月間と記載)で確定 または可能性vCJDによる死亡患者は4名となった。死亡患者数のピークは2000 年で28名であり、その後2001年に20名、2002年に17名、2003年に18名、2004年 に9名と減少している。] [Moderator注2: 2005年9月30日時点で、2005年これまでに英国内では、CJD疑 い患者92名が発生した;散発型CJDによる死亡患者は41名、GSS (Gertsmann-Straussler- Scheinker症候群) による死亡患者は1名、家族性CJD による死亡患者は2名、医原性CJDによる死亡患者は1名、vCJDによる死亡患者3 名が発生した。1990年以降のデータは上記ウェブサイト(原文参照のこと)で閲 覧可能である。 以下、米国でのCJD患者統計の解説。] [2] 英国:海綿状脳症諮問委員会(SEAC)声明文- 10月19日、情報源:英国海綿 状脳症諮問委員会。 「BSEがヒトの伝染性海綿状脳症から由来したという仮説」に関する議論の要 約。(翻訳省略、原文参照のこと。) [3] 米国:新しいスクレイピー病原体、情報源:米国科学アカデミー紀要、 10.1073/pnas.0502296102。 米国科学アカデミー紀要10月25日付けオンライン版に公表されたAnnick Le Durらによる「新たに同定されたスクレイピー病原体は、耐性プリオン蛋白 (PrP)遺伝子型のヒツジ個体に感染しうる」という表題の論文の紹介。 (翻訳省略、原文参照のこと。) [4] 米国:慢性消耗性疾患(CWD) 霊長類への実験的伝播、情報源:Journal of Virology, 79,21.13794-13796、2005年。 慢性消耗病(CWD)の病因プリオンを霊長類に実験的に感染伝播させた研究内容 を報告したJournal of Virology誌11月号に公表された論文の紹介。 [5] イタリア:プリオンは乳中に分泌される疑い、情報源:News@nature.com、 11月3日。 Adriano Aguzziらによる、ヒツジの炎症のある乳腺には、スクレーピーの病因 である異常プリオン蛋白が確認されたとする研究報告の紹介とその意義を解説 した記事。 ●11-08(1109-0050)#C#鳥インフルエンザ, ヒト - 東アジア (164): ベトナム、 インドネシア# [1] 情報源: Pravda online, 11月8日。 保健当局は、「ベトナムは11月8日火曜日に、42例目の鳥インフルエンザによ るヒト死亡患者を確認した。前回の症例から3カ月以上の間隔がある。」と発表 した。「35歳の男性患者は、ハノイ市Dong Da行政区にある自宅近くの市場で家 族が調理済み鶏肉を購入した4日後に、ハノイ市内の病院に入院し、10月29日 に死亡した。他の家族は、鳥インフルエンザの症状を全く示していない。」と 保健省予防医学局長官代行のVan Binh 氏は語った。火曜日のTuoi Tre (若者) 新聞は、「ベトナムは、スイスに本社があるロッシュ社に、抗ウイルス薬タミ フルを2500万錠発注済みである。」 と報道した。タミフルは鳥インフルエンザ に有効な薬剤の一つであると信じられている。新聞は、保健省薬事局長官の Cao Minh Quang氏の「ベトナムがロッシュ社から、タミフルのジェネリック薬 品の製造ライセンスを受ける交渉はまだ決着していない。」との発言を引用し ている。中国では当局は「家禽用の偽トリインフルエンザワクチンが、公衆衛 生を脅かしている。」と警告した。農業省獣医学局長のJia Youling氏はテレビ インタビューで「最近流行が見られた北遼寧省で未認可製品が販売されていた。 この偽薬品は深刻な結果をもたらす可能性がある。ヒトにも養鶏業にも深刻な 害をもたらす可能性がある。」と述べた。以下略 [2] 情報源: Thanh Nien News、11月8日。 Nguoi Lao Dong 新聞は、11月8日にHue市中央部での鳥インフルエンザ感染疑 い患者発生を報じた。「68歳男性がHue中央病院で2005年(原文では2004年)11月 6日に死亡したが、典型的な鳥インフルエンザの症状を呈してはいなかった。 検体は国立衛生疫学研究所に送付された。「北部のBac Giang省で入院中の女性 は、以前の検査でH5N1型株陰性であったが、再発熱している」と、Tuoi Tre氏 は語った。ベトナム当局は11月7日、42例目の鳥インフルエンザ感染死亡患者 を確認し、政府は今年の流行の規模は2004年より大きいことを認めた。 [3] 情報源: Reuters Foundation AlertNet 11月8日号 11月8日に死亡したインドネシア人少女は、同国で6例目の鳥インフルエンザ感 染死亡患者であったと疑われている。しかし病院の広報担当者は、「当局は同 国での検査結果を待っている」と語った。最新の死亡患者が、もし追加検査で 診断確定されれば、世界第5位の人口国であるインドネシアでの10例目の鳥イ ンフルエンザ感染患者となる。インドネシアでは、死亡患者5名が確認されて いる。16歳の少女は、高熱と重症肺炎のため、11月6日にジャカルタ市内の病 院に入院したが、8日朝に死亡した。患者は、東ジャカルタ郊外の鳥類市場の 近くに住んでいたが、感染した家禽と直接接触したという証拠はない。ジャカ ルタのSulianti Saroso病院広報担当のIlham Patu氏は、「臨床症状によると、 鳥インフルエンザのようである。検体は採取しており、検査結果はあと2、3日 で出るだろう。」 と語った。同国での検査に続いて、通常は、香港のWHO委託 検査室で確認検査がなされる。週末の間に当局は、2005年10月に死亡したもう 一人のインドネシア人女性が、鳥インフルエンザによって死亡したことを確認 した。彼女の弟(当局は以前彼女の甥と誤認していた)も、H5N1型ウイルス株陽 性であったが、比較的良好な状態にある。鳥インフルエンザ様症状を呈した看 護師の症例については、依然検査中であるが、予備的なインドネシア国内での 検査結果は陰性であった。以下インドネシアでの鳥類間での鳥インフルエンザ 感染状況など。 ●11-08(1109-0060)#Ea#鳥インフルエンザ, ヒト - ユーラシア (55): 日本 (茨城県), マレーシア# 目次: [1] 日本、茨城県 [2] マレーシア, 鳩の死亡 [1] 日本、茨城県 11月8日 情報源: AP発China Daily 11月8日。 11月8日のニュース報道によると、日本の当局は、東京の北に位置する養鶏施 設でH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け手、鶏17万羽を 追加処分する予定である。農林水産省当局は11月7日に、「その農園の鶏からは ウイルス自体は検出されなかったが、ウイルス抗体が陽性であった」と発表し た。「しかし茨城県当局は、11月8日にその発表を訂正して、東京の約64マイル 北にある『同県内にある農園の2つの鶏舎でウイルスを検出した』と発表した」 とNHKは報道した。担当官は「問題の鶏は、2003年以降東南アジア大きな被害を 出しているH5N1型株よりは毒性の低いH5N2型鳥インフルエンザウイルスに感染 していた可能性が高い」と語った。県当局からの火曜夜時点でのコメントは得 られなかった。 以下、今回の事例の報道までの経緯と、検査結果を受けた予防対策。 [Mod.AS注 - 日本の鳥インフルエンザに関する状況はいくらか曖昧である。 2005年6月27日以降, 日本は、鶏農園での低病原性H5N2 型インフルエンザウイ ルスの同定に関して4 つの報告をOIEに送っている。これらの報告によると低 病原性の鳥インフルエンザH5N2 株が、茨城県内では、2005年4月より以降2005 年9月中旬に至るまでの期間、31農園で同定されるなど一貫してくすぶり続け ている。生ウイルスを含む可能性のある欠陥ワクチンの違法使用が疑われてい るが、(公式には)証明されていない。最新のFAO情報によると(20051106.3251 を参照)、2005年10月31日以前2005年8月にあった流行の隔離領域中にある 82046羽の鶏を持つ茨城県の開放型農園において、鳥インフルエンザウイルス (H5?)抗体がAGIDおよびHI 試験で、同定されている。ウイルスは検出されてい なかった。その農園の全鶏は処分された。同じ日の別の流行では、鳥インフル エンザが大阪府のアヒルで検出され、鳥インフルエンザH4 株と診断された。 日本の経済紙である、日本経済新聞の2005年11月7日号の(日本語から翻訳され た) 情報によると、「茨城県の過去の鳥インフルエンザ検査の半数以上は、認 可された担当官ではなくて、営利企業あるいは個人獣医によって行われた」と のことである。日本の最後のOIEへの更新報告である第3報は、9月23日に送付 された。流行の原因、あるいは感染の期限に関する、以下のような記載が含ま れていた。「不明あるいは未確認であり、流行の原因を明らかにするための伝 染病学的調査は継続中である。」と。報告によると日本の農林水産省により任 命された、寺門誠致氏を議長とする助言チームは、状況に関して先週中間報告 を行った。その内容の一部は日本のメディアで公表された( 20051031.3174参 照)が、公式発表は未だになされていない。新しい更新報告が本日の新しい流 行と、170000羽の鶏の追加処分についての情報を含む日本の鳥インフルエンザ の現状を、明らかにすることの助けになることを期待する。] [2] マレーシア、鳩の死亡 情報源: New Straits Times online, 11月9日。 Sungai Petaniで野生の鳩11羽以上が死亡したため、保健当局が事態を憂慮し ている。24時間以内に当局は、今回の鳩が、鳥インフルエンザ---アジアで 2003年以降62人の命を奪った疾患---で死亡したのか知ることとなる。希望的 観測をしようとするものはいない。畜産局長官Datuk Dr Hawari Hussein氏は、 全国各州の担当局責任者に警報を発したと語った。「全州当局が、流行に備え ており、症例1例でも検知した場合にはすぐに、準備された計画を遂行する。. 死んだ野生の鳩については、検体がIpohの獣医学研究所に送付された。」と加 えた。 以下、今回の事例の詳細。 ●11-08(1109-0070)#Ep#カンキツトリステザ病(Citrus tristeza) - イタリア (多くの州) # 情報源: EPPO(ヨーロッパ植物防疫機関), 報告 2005 年第6号、11月8日 イタリアの3つの地域でのカンキツトリステザクロステロウイルスの流行につ いて。
by sank100
| 2005-11-10 15:30
| ProMed-mail
|
ファン申請 |
||