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●11-19(1120-0010)#C#鳥インフルエンザ、ヒト患者-東アジア(177):インド
ネシア、中国# [1]インドネシア、情報源:Bloomberg News Service、11月18日。 2005年11月前半に鳥インフルエンザにより死亡したインドネシア人女性2名は、 同ウイルスに感染した鳥類と接触していなかったと、患者の1人を治療した病 院(ジャカルタ市のSulianti Saroso病院)の医師が明らかにした。政府の調査 では、患者自宅近くでは、鳥インフルエンザウイルスに感染した家禽やその他 の鳥類を確認できなかった。 H5N1型株によるこれまでの患者・死亡患者発生状況(中略)。 香港にあるWHO委託研究所は11月16日、問題のインドネシア人女性2名がH5N1型 ウイルス感染で死亡したことを確認した。これにより、インドネシアでの確定 患者数は11名[そのうち7名が死亡]となった。以下、ジャカルタにいるWHO事務 所代表のコメント(中略)。 インドネシアでは、(鳥インフルエンザ感染)症状を呈したティーンエイジャー 2名が、H5N1型株に関する検査を受けている。両名とも、自宅ではH5N1型株に 感染したニワトリとは接触していないとされている。 [2]中国、情報源:Globe and Mail Update,Toronto、11月19日。 中国当局は、2004年春以来、中国国内で分離されたH5N1型鳥インフルエンザウ イルス株検体を国外の研究者に分与していない。このため、インフルエンザの 専門家は、同ウイルスの変異の全容が把握できないと困惑している。 以下、中国国内でH5N1型株感染患者が確認されたことを受けて、鳥インフルエ ンザ流行の評価に中国国内での同ウイルスの感染状況を正確に把握する必要性 が生じているが、それが実施されていない現状、関係者によるコメント。 (詳細省略、原文参照のこと。) ●11-19(1120-0020)#Ea#鳥インフルエンザユーラシア(70):ベトナム、中国# [1]情報源:VNA、11月18日。 北部のPhu Tho省は11月18日、Yen Lap地区のDong Thinh 村でアヒル100羽が死 亡したことが確認されたことを受けて、鳥インフルエンザ流行を宣言した。ベ トナム農業地方開発省下の獣医学局は11月18日、今回の流行発生により、流行 による被害が発生している地域(省および都市)が17カ所に達したと発表した。 Thai Binh省当局は、11月13日にHung Ha得でニワトリ49羽が死亡していること を確認した。死亡したニワトリは、検査でH5N1型鳥インフルエンザウイルス陽 性となった。 [2]情報源:Xinhua via CRI Online、11月19日。 中国の胡錦濤国家主席は11月19日、鳥インフルエンザの予防・制圧に関して、 APEC加盟諸国と緊密に連携していく用意があると発表した。 (詳細省略、原文参照のこと。) ●11-18(1120-0030)#C-#インフルエンザウイルス、ヒト患者-東アジア(178): タミフル(02)# [1]情報源:New Scientist.com, news service、11月18日。 インフルエンザ治療薬タミフルを服用して死亡した日本の小児患者に関する安 全性情報が、11月18日に、米国食品医薬品局(FDA)によって検討されている。 ヨーロッパ医薬品評価機関(EMEA)の安全性委員会も、製薬会社ロッシュ社に対 して情報の提供を求めた。FDAは以下のように主張している、「現在入手して いる情報に基づけば、FDAは、タミフルと報告された小児の死亡との間に因果 関係があるとは結論できない。」 FDAとEMEAによるタミフルの調査は、東アジアでの現在の高病原性鳥インフル エンザ流行のため、衆目の関心を引いている。今回の事例は、タミフルが主要 な治療薬となるであろうヒトでの(鳥インフルエンザ)汎流行に対する恐怖を増 加させた。 以下、今回の安全性情報の概要とFDAの見解。 (詳細省略、原文参照のこと。) [2]情報源:The Yomiuri Shimbun、11月19日。 厚生労働省当局者は、タミフルを服用して死亡した複数の日本の小児患者を調 査している米国食品医薬品局報告にもかかわらず、同省は、医療機関にタミフ ル使用の危険性を警告する予定はないと語った。同省は、16歳以下の小児13名 が、タミフル服用後に死亡したことを確認した。8名については、患者がイン フルエンザとは無関係の疾患で死亡したため、死亡と服薬との間の因果関係は 否定されている。 [3]情報源:The Asahi Shimbun、11月19日。 政府は2005年11月18日、インフルエンザ治療薬タミフルに関する米国側の安全 性懸念を無視した。内閣官房長官は、専門家の意見を引用して、タミフルは、 適切に処方されれば、安全性上の問題はないと言明した。米国食品医薬品局 (FDA)は、タミフルと日本での小児患者12名の死亡との関連を調査することを 決定した。日本の厚生労働省は、これまでに、死亡症例の半数ではタミフルが 原因ではないと結論を下している。しかしFDAは、報告された死亡症例は、タ ミフルの安全性についてさらなる調査を行うのに十分な異常事態であるとして いる。 以下、FDAと厚生労働省担当部局のタミフルの安全性に関する調査の概要と見 解。 ●11-19(1120-0040)#Ea#鳥インフルエンザH5型株、家禽-カナダ(ブリティッシ ュコロンビア州)# [1]鳥インフルエンザ-最新状況、情報源:カナダ食品検査局、11月18日。 予防的対策として、農業国土省(Ministry of Agriculture and Lands)および カナダ食品検査局(CFIA)は、アヒル1羽が検査で鳥インフルエンザウイルス陽 性となった商業農場を隔離している。今回の事例は、ヒトの健康上の脅威を意 味しないことに特に言及しておきたい。陽性検体は11月18日に、Abbotsfordに ある州動物衛生研究所で診断確定された。検体は、更なる精査のため、 Winnipegにある国立外来性動物疾患センター(NCFAD)に送付される予定である。 [2]情報源:Alert net (Reuters)、11月18日。 鳥インフルエンザが、カナダ南西部のブリティッシュコロンビア州の農場で飼 育されていたアヒル1羽で確認されたが、この個体は公衆衛生上の脅威とはな らないと、当局が11月18日に発表した。 カナダ食品検査局(CFIA)のDr Jim Clarkは、当局が問題の個体について報告を 受けたのは11月17日で、検出されたのはH5型鳥インフルエンザであると予備的 な検査で示されたが、ウイルスの亜型を同定するためには、更なる検査が必要 であると指摘した。 以下、今回の症例が診断された経緯 (詳細省略、原文参照のこと。) ●11-18 (1120-0050)#Ea#スクレーピー、異型(atypical)、ヒツジ-フォークラ ンド諸島# 情報源:Wool Press。 フォークランド諸島で、初のスクレーピー症例が診断された。症例は、Cape Dolphin地区での7歳齢の自家放牧の雌である。常に自然放牧され、人工授精と は無縁な個体であった。また、この症例は、通常のスクレーピーとは臨床経過 が異なる異型スクレーピー(atypical scrapie)と呼ばれる病型と確認された。 古典的なスクレーピーは250年以上前から知られているが、異型スクレーピー の第1例は、1998年にノルウェーで診断された。スクレーピーに対する国際的 な関心が高まっているため、ヒツジは以前よりもより精密な調査に付されるよ うになっている。今回の症例の詳細はWool Press誌の12月号に公表される予定 である。 ●11-18(1120-0060)#Ea#慢性消耗病最新状況、2005年(03)# [1]情報源:Utah Division of Wildlife Resources。 今年のユタ州での先込め銃(muzzleloader)による狩猟で捕獲された雄シカ2頭 が検査で慢性消耗病(CWD)陽性と確認されたと、州野生生物資源課が11月17日 に発表した。 (以下省略、原文参照のこと。) [2]情報源:Utah Division of Wildlife Resources。 野生生物資源課(DWR)担当官は、ユタ州内の慢性消耗病の発生と流行を監視し ている。過去4年間に週内で捕獲されたシカのうち少数が、検査でCWD陽性と確 認されている。 以下、ユタ州での狩猟されたシカに対する慢性消耗病サーベイランスの概要。 (詳細省略、原文参照のこと。) [3]情報源:New Hampshire State Wildlife、11月9日。 ニューハンプシャー州Fish and Game Departmentは11月9日、ハンター2名が、 慢性消耗病(CWD)が確認されているニューヨーク州から違法にシカを持ち込ん だとして法廷に出頭を命じられたと発表した。問題のシカ2頭は、週内のシカ およびアメリカヘラジカをCWDの脅威から保護する対策の一環として、押収さ れ処分された。 以下、今回の事件の詳細。(詳細省略、原文参照のこと。)
by sank100
| 2005-11-21 12:52
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